「はじめまして魔王です」
概要
作中でのラスボスでありもう一人のグルグル使いである。魔王ギリの封印からわずか2週間後に現れた新しい魔王であり、顔をカブトで隠し、さらにカブトで怖い声に変えているらしく(素の声はかなり萌えるらしい)、本名も未だに不明と謎の多い人物。ニケからは「クソババンバ」という仮の名前を付けられている。
人物
元ミグミグ族の少女であり、生まれつき凄まじい魔法の才能を持っていたとされる。良くも悪くも女の子らしい性格で意外とノリはいいが計算高く策士な一面もある。しかし、極めて我儘な性格でもあり、自分の思い通りにならないと激しく取り乱してしまうことがある。(ジュジュからは性格面がククリに似ているとも言われている。)それが災いしてか前の魔王であるギリと比較しても人望があるとは言い難く、多くの魔族やモンスターが反旗を翻している。(最も離反の理由は今の魔王が人間だからというのもあり、魔族たちは邪神復活の為に利用していただけだったらしい。)
同じミグミグ族であり、同じグルグル使いでもあるククリに執着している節があり、ククリから最も古い友達を奪ったり、ニケを呪いで魔物化させたり、ククリ自身にも「グルグルを使うたびに世界中のトイレのドアが開く呪い」をかけたりしている。
魔法
ククリ同様、グルグルを使えるがククリの使うグルグルとは根本的に性質が異なる。ククリが「よい子の魔法」なら自身は「イジワルな子の魔法」と称しており、魔王の部下であるアバイジャ曰く「あのかたのグルグルこそ真のグルグル」であり、描かれている魔法陣は従来の形より複雑であり、ククリが泣いて逃げ出すほどである。
主に扱われるのが、相手のものを横取りしたり、呪いをかける効果のグルグルを使う。
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謎 ※ネタバレ含む
現段階では謎の多い人物であるが、幾つか判明した謎もある。
6歳の頃に失恋を経験しており、その失恋が今の魔王となった原因とされている。その失恋の原因は好きな男の子にすでに本命の女の子がいたからで、しかもその2人はすでに結婚の約束もしていたというものである。
さらに理由は不明だが、その好きな男の子はこの人物、本命の女の子はこの人物、そして、魔王になった女の子はこの人物に外見の特徴が酷似している。
また、現在の素顔や本名に関しては魔王の呪いによって、魔王になった少女を知っている者の記憶からは修正が加えられており正確に覚えている者はいないとされる。