概要
『カードキャプターさくら』に登場するさくらカードの一種。アニメオリジナルのカードであり、原作には登場しない。
初出は最終回となる「さくらと本当の想い」の終盤で、小狼の帰国を知ったさくらが自分が抱いていた“本当の思い”に気付きて涙を流した瞬間に誕生した、さくらが唯一無から作り出したさくらカードである(今までのさくらカードは全てクロウカードを自身の魔力で作り変えたものであった)。
王冠を被った大きなハートのマークとそれを包み込む一対の翼の絵が描かれたカードで、その事から「心」、または「愛(「想い」)」を象徴するカードだと解釈されているが、効果などの詳しい詳細は謎に包まれている。
なお、最終回の描写では、このカードが発動した後にさくらが小狼のいる空港へワープしたが、これがカードの効果によるものなのかははっきりしていない。
また、「無」のカードを封印した代償として小狼からさくらに抱いている想いが失われそうになった際は、「無」のカードと一体化して失われ「希望」のカードへと生まれ変わったりなど、さくらの抱いている強い思いに反応して発動しているような描写があるが、詳細は不明。
ちなみに映画のサントラでは便宜上“「心(ハート)」のカード”と呼ばれているらしい。
