概要
西鳳民国大統領の王帝君を護衛するボディガードの副リーダー。
チェス好きで、チェス用語を会話中に使うこともしばしば。
逆転シリーズではお馴染となっている、ネタキャラになりやすい第1話の登場人物だが、非常に人気が高い。
第2話で登場する猿代草太とは互いに唯一の親友である。
『逆転検事2』から登場したキャラクターの中で、一柳弓彦、猿代草太に続いてイラストの投稿数が多い。
ちなみに、作中の「異議あり!」は御剣怜侍のボイスを担当しているスタッフが演じた。
※以降は物語の核心に関わるネタバレ
第1話の犯人。「俺こそがリーダーにふさわしい」などの台詞からもわかるように、他人から認められることに過剰な執着を示す。偽の大統領暗殺計画の裏で上司である外城を嫉妬心から殺害、しかし御剣によって犯行を見破られ逮捕される。
第2話では、IS-7号事件で馬乃介の父親が自分の父親を殺害し、馬乃介がその殺害に手を貸して幼い自分を監禁したと思い込んだ猿代草太の差し金によって、美和マリーによって刑務所内で尋問中に殺される。
しかし現実はIS-7号事件の真犯人の風見豊こそが草太の父親であり、被害者の氷堂伊作は馬乃介の父親であった。
父の風見への妨害工作に協力し草太を監禁したものの彼諸共凍死しかけ、そのショックでほとんどの記憶を失って施設で育った彼だが、後に警察の連絡を受けて父の遺品を受け取り自分の父が殺されていた事を知る。しかし、そのことを草太には告げず親友関係を続けていた。
ちなみに、ゲーム中では彼が「草太の父親である風見が自分の父親を殺した」という事実に気付いていたかどうかは明言されてないが、気付いていた可能性は高い。
彼は「氷堂が息子である自分に草太を監禁させ、風見を妨害した」という重要な事実を知っているので、その日の記憶さえ残っていれば氷堂が風見に殺されたことは容易に想像できただろう(風見と氷堂の協力関係の破綻や、氷堂が金に困っていたことを知っていたとすれば尚更である。IS-7号事件では犯人として天海一誠が逮捕されているが、彼は「共犯」として有罪判決を受けているため、犯人(主犯)が風見だと推測することに影響はない)。
親友と復讐対象という愛憎入り混じった複雑な関係、すれ違いで死別という悲劇性から、草太との組み合わせは非常に多く見られる。