CV大川透
概要
ヤマトを守るヤマトの八柱将の一人。 でっぷりとした肉がついた身体に奇抜な髪型で 語尾に「にゃも」と付ける特徴的な男。 常に葉巻を片手にしている貴族の身分であり、部下のポコイナンテと共に先代である父と同様民のために活躍をする。
んなわけ、ない
第二部では
オシュトルも尊敬する忠臣で優秀だった先代とは まるで反対でどうしようもない愚か者。 贅沢好きなため、自分の屋敷を華美に飾り立てたり、権力を駆使して活動したり 八柱将でありながら汚職を平然と行うが、
古くからの貴族の家系での繋がりが多いため上手くもみ消している。
そのため貴族であることを鼻にかけ、平民からの成り上がりであるオシュトルやムネチカ、平民のハクを毛嫌いしている。
ハクに関しては 帝から褒美を賜った時 『許しておけないにゃも!』と激しく怒る。
それを聴いたミカヅチは、『何故、貴様如き屑の許しが必要なのだ? 恐れ多くも聖上の御言葉に口を挟むとは、万死に値する・・・・身の程をしれ!』 侮辱された事に『よくも・・・このワシに向かって・・・!』と怒るが『まさか貴様・・・【自分が特別だ】などと勘違いしているわけではなかろうな? 八柱将の面汚しが!』と彼から言われる(まぁ、取っている行動が行動だから言われても しょうがない
闇賭博の主催者としても活躍し、専用の屋形船で豪華な料理を招待客に振る舞いながら【闘鶏】を平然と行うが 自身に危険を感じると招いた客の避難誘導も救出もせず真っ先に逃げる。
ウズールッシャとの戦の時では、戦の才がないくせに誰よりも早く兵を率いて戦場に赴いては「作戦にもならない作戦」により大損害を出している。 マロロを采配士(軍師)として雇っているのだが彼の意見にも耳を傾けず兵を無駄に動かしまくって大損害を出してしまう。
(ミカヅチが率いる部隊が援軍に駆けつけてくれた事とマロロの撤退指示の提案により、何とか総崩れは逃れることはできた。)
これらの行いを容姿や性格になぞらえ ライコウから【豚(ブルタンタ)】と呼ばれている。
トゥスクル侵攻戦でも、そのマヌケっぷりを発揮。
攻撃部隊が全滅し ヤマトの補給部隊がいる上陸拠点が制圧されてしまい孤立無援の状態に陥れてしまった。
トゥスクルの兵から『毎回バカ正直に名前を名乗るから、名前を憶えてしまった』だの『挑発するとすぐに顔を真っ赤にして追いかけてきて、草で隠した泥沼にいつもハマるんだ。この間で、もう三回目だぜ。 あまりにもよく引っかかるから・・・逆に【罠】じゃないかと疑っている』だの言われる。 更に『さすがに敵とはいえ、あいつの下にいるヤマトの兵達に同情するよ・・・』と言われてしまう。 (これを聴いたネコネは『ヤマトの恥なのです・・・』と キウルは『目に涙が・・・』とげんなりしていた
ムネチカ、ライコウ達との作戦会議の際に無理に兵を進めようとするが、『私達にとってここは未開の地、慎重に行動するべきだ』と彼女から進言されるも無理に進めようとする。 ムネチカが『確実に補給が受けることができる場所まで退く』という案を挙げたが、これを却下し口論となってしまった。(ライコウの側用人シチーリヤがその場を治めてくれたため事なきを得た)
更に要塞攻略に適さない彼女に要塞攻略部隊のメンバーにし、自身は補給部隊が来る後方にて待機するというマヌケな作戦を提示。(真っ先に逃げる気満々である)
しかし、【帝が崩御された】という報告を受けると真っ先に本国に帰還した。
第三部では
エンナカムイに落ち延びたオシュトルを討伐するべく進軍。
毎度の如く、戦況を見定めることができないマヌケっぷりを見せつけ
オシュトルの計略にまんまとハマリ、自軍の兵士を火だるまにされたうえ残存兵力も逃亡してしまう。
この非常時の解決のために、マロロに相談をするが『立て直しができない、兵士達が心が乱れてしまっている・・・・これでは体勢を立て直すことはできないでおじゃる・・・』と判決が下される。 兵を見捨てて逃亡を計るが待ち伏せされてしまう・・・
囲まれてしまい抵抗できぬ状態になり
『ま・・待つにゃも、オシュトル! 』
『手を組むにゃも! ワシとおみゃあとで・・・な?』
先ほどまでの勢いは どこへやら いきなり掌を返し 手を組もうと話を切り出す
本物の姫殿下を抱えるエンナカムイと大軍勢を率いることができる自分なら
ライコウを倒すこともできるし このヤマトを自由にできる と・・・
しかし、オシュトル一行の表情は変わらない
ある者は『何を言っているの?』
ある者は『見苦しいねぇ。 【武士の散り際は華やかであれ】って、親父から教わらなかったのかい?』
ある者は『こんなに無粋なのは、初めて見る』
ある者は『こんなのが・・・誇りある八柱将だなんて・・・』
と、あきれ果てられ
オシュトル本人からは『聞く価値もない・・・時間の無駄だ』と切り捨てられる。
しかし、切り札を残してあったため それを使いオシュトル一行を倒そうとする。
【これより先、彼が辿った末路が記載されているため 注意されたし】
切り札として用意していた【ガウンジ】を解き放つ。 これを捕獲するのに100人の兵達が犠牲になってしまうが 『些細なこと』と切り捨てる。(ガウンジ捕獲にノスリは『それを些細なことで済ませるのか!?』と憤り、アトゥイは『見直した』と口にしている
『オシュトル共を喰ってしまうにゃも!』と命令するもガウンジは理解できておらず、度突かれる。
捕獲したはいいが、ちゃんと訓練も施していなければ、自身達に懐いてさえもいなかったのだ。
最初はガウンジに鞠のように弄ばされるが・・・
『ポコイナンテ・・・・助けるにゃも!』
助けを求めるが・・・
『ぴぎぃぃいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!』
オシュトル一行の目の前で、絞殺されそうな豚の声に似た悲鳴を上げて食われた。
今までの重ねてきた悪行(因果)が最悪の形となって応報した
オシュトル曰く『あいつらしい、最期だ・・・』だそうな
欲を貪り喰らい肥え太った強欲な豚は、貪り食われて ヤマトから消えた