CV:原由実
「飛び散る血しぶき、痛みにゆがむ顔、斬ったり斬られたり、殴ったり殴られたり、
それはもう、とっても楽しいと思うんよ」
概要
ヤマトの属国のひとつ、シャッホロの姫。八柱将の一人、ソヤンケクルの娘。
はんなりとした京言葉が印象的。運命の人を探し求める、恋に生きる女。
常に携帯しているらしい折りたたみ式の槍を用いた戦闘の腕は極めて高いもので、クオンにはその腕をひと目で見抜かれている。
一方その性格に反して女子力(見た目除く)は壊滅的で、女官の真似事をさせればかえって仕事を増やす有様。荒事も娯楽もない時は酒を飲むか寝るかの生活をしてもらうのが世のため人のため家臣のため、な残念美人である。
クラリンというクラゲのような生物を常に連れており、普段は帽子として被っている。
空中に浮遊したり、電撃を発したりと、クラゲとは似ても似つかぬ生態の生物であるが、アトゥイ曰く、海辺ではよく見られる生物であるらしい。
平時は恋や芝居など雅な趣味を楽しむ一方で生粋の戦闘狂でもあり、強敵との戦闘に並々ならぬ執念を燃やす。戦闘前には必ずと言っていいほど瞳のハイライトが消えて敵陣に切り込もうとする姫君のお姿が拝謁できる。
強者と見るや襲いかかろうとするその振る舞いから「シャッホロの狂い姫」などという二つ名を頂戴しているようだ。その姿勢は仲間や自身の主君が相手でも例外ではなく、記事冒頭のセリフはその膂力を見た際に笑顔で発したもの。非公式な場とはいえ、絶対君主(予定)相手にこのようなセリフを吐けてしまうのが彼女である。
なお本人は強いが快楽優先のため、兵の指導には向いていない模様。
こうなってしまったのは、父に背負われて幼少期を戦場で過ごしたのが原因。彼女の将来が心配です。
ハクが“死んだ”際には流石に悶々としていたものの、表面上はあっさりしていたため内心ハクは「仲間のうちでは親しいつもりだったのに」と少々しょんぼりしていた。
戦場での命のやり取りに関しては完全に割り切っており二人の白皇のOPアニメでは男性陣に混じって派手に血飛沫を撒き散らし、作中では文字通りある作戦の火付け役も任されていた。
偽りの仮面のアニメ版では戦闘狂の部分はなりを潜めており、どちらかと言うと武人。明確に敵兵を殺すシーンもない。
ユニットとして
アタッカー。
槍が武器であるため、攻撃が2マスまで届くのが特徴。そのため反撃を受けにくい。
素早さの高さもあいまってガンガン攻め込んでいけるが、作中同様に突進しすぎてピンチに陥りがちなので孤立しないように注意。初期レベルでは隣接攻撃ができないため、敵に囲まれないよう注意する必要がある。
防戦に関しては、前衛としては防御力は高い方ではないものの、ZOCと反撃は備えているので防御スキルを補えば十分敵と渡り合える。