毛倡妓とは、日本の妖怪である。
本項では漫画「ぬらりひょんの孫」の登場人物についても説明する。
概要
その名の通り、毛むくじゃらの倡妓(遊女)の姿をしており、遊郭に現れるとされる。
顔が隠れてしまうほど髪が長い。顔が隠れているのではなく、顔がないという説もある。
「ぬらりひょんの孫」の毛倡妓
奴良組本家に所属する妖怪。主人公・奴良リクオの側近の一人。
ウェーブのかかった長髪の巨乳美女。首無によれば、一度好きになったら離れない性格。苦手なものは鼠。
普段は雪女(及川氷麗)と共に奴良家の家事全般を担当しているが、百鬼夜行の際には戦闘にも参加する。雪女がリクオに片想いしていることを知っており、彼女を応援している。ドラマCDでは相談に乗っていた。
かつては人間であり、250年前は花魁だった。当時の名前は、紀乃(きの)。首無とは人間だった頃から縁があり、妖怪化してからも彼と行動を共にしている。恋人のような関係であると思われる。首無とのコンビネーションでは主に防御を担当。
武器・能力
乱れ髪(みだれがみ)
毛倡妓の畏。髪を自在に操る能力。中距離戦を得意とする。髪は切断されてもすぐにまた伸ばすことができる。
攻撃手段としてだけでなく、味方のサポートにも使用している。
乱れ髪・遊女の舞(みだれがみ・あそびそんなのまい)
扇を携え、舞いながら髪を伸ばして敵を拘束する。複数の敵をまとめて絡めとることができる。