ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

殺人的な加速だ!の編集履歴

2018-01-02 16:58:20 バージョン

殺人的な加速だ!

さつじんてきなかそくだ

トールギスがスーパーバーニアを使うとある程度の確率で言う台詞。

概要

「殺人的な加速だ!」とはトールギスに搭乗し、その加速Gを体験したゼクスが言い放った台詞。

同様に、「トールギスの欠点はパイロットが生身の人間である事だ」とも言い残している。

そもそもトールギス自体が開発当時の最先端技術で実現可能な最高性能を目指して設計されており、真価を発揮する際にパイロットにかかる負荷やその命を守る為の対策が全く考慮されていない「人間が搭乗する兵器」としては致命的な欠陥を抱えた機体なのである。

性能の為に安全性を切り捨てるという本来なら許されない設計になっているため、後世の技術者には羨望と揶揄を込めて「パイロットの安全を無視した贅沢な機体」と評された。


トールギスに装備されたスーパーバーニアは、本機において基本的な移動手段だが、あまりの加速性能故に、制止から一瞬にして15G以上(当然直線)まで加速し、さらにそんなGに常に晒され、圧倒的な速度のまま(エアリーズのマッハ2を遥かに超える速度、エアリーズを軽く凌ぐ機動性のMDトーラスが直線にて一瞬で8Gまで加速しているのでその速度がどれほど異常なのかが分かる)で鋭角的な機動をとっての戦闘を可能としている。

本機のテストパイロットであったオットーもまた、本機を操縦した際にその加速Gで重症を負い、その後負傷した状態で基地へ特攻を仕掛けるが、撃墜の前にその加速Gで絶命している。

同様に、張五飛の妻である妹蘭が故郷のコロニーを守るためにトールギス始龍(L5コロニーで建造されたトールギスの再生産機)に搭乗した際、やはりスーパーバーニアの加速によるGに耐え切れずに負傷し死亡している。

このように、この台詞はトールギスを乗りこなすのが命がけであると端的に物語っていると言える。


しかし、ゼクスは物語が進むにつれて当初吐血や不整脈を引き起こすほど苦しんでいた加速Gに慣れていった挙句に自分の反応速度にトールギスが追いつかないと言い放ち、トレーズに至っては後継機のトールギスⅡ(性能はゼクスの乗っていたものと同一)を苦しむ素振りもなくエレガントに乗りこなしている。


ロケット打ち上げ時の負荷が10G、ジェットコースターの最大速度で約5Gとされているため、その負荷の大きさがわかるだろうか。

またとある一命を賭した耐久実験では瞬間的に約39Gに達した時点で全身の毛細血管が破裂し、一時的な失明と瀕死の重症をおったとされている。逆に言えば、十分な鍛錬を積んだ人間ならば、瞬間的に39G未満まで耐えられるということである。(あくまで瞬間的)

ちなみに人間が耐えられる限界は9Gとされ、訓練を積んでいない一般人では6Gで失神するとされている。


その他の例

同様に加速Gで一般的なパイロットがダメージを負う機体はギャプランガンダムMk-Ⅴユニオンフラッグカスタムガンダムケストレルなどガンダムシリーズに度々登場している。

ガンダムMk-Ⅴはパイロットの奥歯が砕け、フラッグカスタムは限界を超えた機動で吐血し、ケストレルは半年も乗り続けた結果パイロットが脳に障害を負っているものの、トールギスのように加速Gが原因でパイロットが死に至った機体はガンダムシリーズにおいてブルーディスティニーくらいである。



関連タグ

新機動戦記ガンダムW

トールギス

ゼクス・マーキス

ミリアルド・ピースクラフト

トレーズ・クシュリナーダ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました