概要
前作「ふたりはプリキュア(無印)」で2度にわたり撃破されたジャアクキングが生み出した2度目の策の産物。倒される寸前にクイーンに打撃を与える形で光の力を弱め、闇の力の完全消滅を阻止する形で望みを繋いだ。その闇の力から生まれた4人の戦士たちである。
「わずかに残った力で未来への望みを繋ぐ」と書けばまるで主人公側の設定に使えそうなこの状況、奇跡は主人公の特権ではないということだろう。
その力は、かつてのダークファイブでいうところのリーダーであるイルクーボを引き合いに出すと、四天王誰もがそれを上回り、出現するだけで周囲の人々の意識を失わせることができる。また、二度にわたるジャアクキングの敗北から彼らが学んだ点は多かったらしく、プリキュアの抹殺を直接の目標としたほか、ジャアクキング復活のための活動を行う点からは種の三者のような謀反の気配も無い。
メンバーは以下の通り。
ジャアクキング復活のために奮闘すると言ってしまえば、子分が意識の無い親分のために甲斐甲斐しく戦っている構図に見えるが、そこにはちゃんとカラクリがあった。
余談
彼ら4人を「四天王」とまとめて呼びのは一部の関連書籍でされているものだが、劇中でそう呼ばれることはない。公式設定的には「闇のファイター」とされているが、これも劇中でそう呼ばれることはない。
そもそも本編ではなぎさもほのかも敵の名前やチーム名など覚える気は無く、最後の最後まで「あんたたち」呼ばわりであった。というか、なぎさとほのかが敵キャラの名前をちゃんと認識しているのはジャアクキングとキリヤだけである。