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iTunesの編集履歴

2011-04-20 22:02:52 バージョン

iTunes

iTunes(アイチューンズ)とは、Appleが開発及び配布している、メディアプレーヤー(動画および音楽の再生・管理ソフト)である。


iTunes単独としてよりも、iPodiPod風といったタグと共に用いられることが多い。


Apple公式ページ →iTunes ダウンロード


概説

2001年1月に音楽再生・管理ソフトとしてリリースされ、iPodが発売されてからはその管理ソフトウェアとしての役割を持つようになった。その後のバージョンアップで動画ファイルの再生・管理やiTunes Storeへの接続機能が追加された。


当初は、WindowsからMacintoshへの"Switch"(乗り換え)を促すという販売戦略から、Macintosh版のみを無償配布していた。その簡略化されたユーザインタフェースなどで、Apple製の周辺機器・ソフトウェアへの興味を持ってもらう戦略だった。 その後Windows版の無料配布を開始、iTunesを通してApple流の操作感覚に親しんでもらい、iPodの購入とMacへの乗り換えを促すという方針に転換した。現在のiTunesは、Windows版よりも本来のMac OS X版の方が快適に動作する。現に動作速度一つを取ってもWindows上よりもMac OS X上のほうが高速に動作し、安定性も高い(Core Foundationが統合されていることが大きい)。さらにMacintosh版ではASIOと同様に音楽制作に特化していると言われるCore Audioを標準で使用している(iTunesQuickTimeを利用することで、Core Audioを使用していることになる)。


2010年11月現在、最新版はMac OS X v10.5(Leopard)・10.6(Snow Leopard)とWindows XP SP2以降(32ビット版)、Windows Vista(32ビット版/64ビット版)、Windows 7(32ビット版/64ビット版)に対応。Windows XPの64ビット版には正式対応していないため不具合が発生する。


主な機能


主な機能や特徴は以下の通り。特徴的なものについては詳細を後述する。


  • 音楽CDからの楽曲の取り込み

 ※コピーコントロールCDはサポートしていないがOSとCDドライブの組合せによってはCCCDを読み込める場合がある

  • 音楽のプレイリストによる整理。
  • ジャンルや再生した日時などの条件を設定し、その条件に沿った曲を自動的にリストする「スマートプレイリスト」機能。
  • 次に再生する曲が分かるランダム再生機能「iTunes DJ」機能。なお、アルバム毎のシャッフルにとどまらず、プレイリスト上、あるいはライブラリ上の全ての曲を対象にシャッフルが可能。なお、このシャッフル機能はしばらく再生していると分かることではあるが、完全なランダムであり、特定の曲が頻繁に再生されたり、特定の曲がまったく再生されなかったりすることもある。iTunes 8.1で、iPhoneおよびiPod touchのRemoteアプリを使って、離れた場所からの選曲(リクエスト)が出来るようになると共に名称を変更。8.1リリース以前の名称は「パーティーシャッフル」。
  • 楽曲をCDやDVDへ音楽CD規格、あるいはデータディスク形式としての書き込み機能。
  • 音楽CDの楽曲情報(メタデータ)を、インターネット上の音楽CDデータベース(CDDB)から自動的に取得する機能。
  • 曲に関する情報(アーティスト、アルバムなど)をインクリメンタルサーチできる。
  • デジタルオーディオプレーヤー、iPodへのファイルコピー・自動同期。
  • ポッドキャストのダウンロード、iTunes Storeでの音楽・ビデオ購入。
  • ビジュアライザを実行して、リズムに合わせた映像効果を画面に表示する。
  • 自動でボリュームを平均に近づける「サウンドチェック」機能(音量正規化)。
  • Bonjourを用いたローカルネットワーク内で他のコンピュータのiTunesの楽曲やビデオを再生する機能。この機能では、ほかのコンピュータに保存されている音楽ファイルを複製し保存する事は出来ない。

 ※ 音楽をコピーするにはOS自体のファイル共有機能などを用いてファイルそのものをコピーしiTunesに取り込む必要がある。

  • ローカルネットワーク内で、AirTunes搭載のAirMac Express用いた無線LANで音楽を送信し、AirMac Expressへ接続したスピーカーで聴くことができる。
  • よく使われる多くの音声ファイルの形式(MP3・AAC・WAV・AIFF・Apple Lossless)に対応(Windows版のみWMAからAACやMP3などへの変換機能対応)。
  • iTunes 7より、要望の多かった曲間を開けないギャップレス機能に対応。第5世代以降のiPod、第2世代以降のiPod nanoでギャップレス再生が可能に。
  • Windows Live MessengerまたはiChat上に現在自分が再生している音楽を表示可能。
  • iPhone・iPod touch用アプリケーションを購入・ダウンロードするApp Storeを統合、アプリケーションの転送や管理が可能。

利用可能なファイル形式

iTunesはバージョン10現在、MP3AIFFWAVAACHE-AAC、及びApple Lossless形式のオーディオファイルを扱い、エンコードすることができる。このほか、Audible.com オーディオブック等の再生も可能である。動画は、MPEG-4H.264形式に対応している。


また、iTunesQuickTimeをコア(Mac OS Xのマルチメディアのコアでもある)としているため、Ogg Vorbisオーディオ形式など、QuickTimeが標準でサポートしない形式のファイルの再生は、対応するQuickTimeコンポーネントを追加することで可能になる。ただしiTunesへインポートできるファイルの拡張子は.m4a .m4v .aac .mpg .mov .mp4 .wav .aiff (.aif) に限定されているため、左記の拡張子で一般に用いられないコーデックを用いたファイルは、あらかじめ任意のQuickTimeコンテナ等に格納する必要がある。QuickTimeで再生できれば中身のコーデックの種類は問わない。


Windows版は、保護されていないWMAファイルを他のオーディオ形式へ自動的に変換できるが、WMAファイルを直接再生することはできない。また、WMA形式へのエンコードもサポートしていない。


関連タグ

Apple 音楽 iPod iPhone iPad Walkman iPod風

誰かがやると思った Mac OS X Windows WindowsMediaPlayer

WMP Real Player Sonic Stage x-アプリ

MP3 AAC AppleLossless WAV AIFF HE-AAC

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