羽海野チカ著『3月のライオン』に登場する桐山零×川本ひなたの男女カップリングタグ
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いじめにあっていた友人の佐倉ちほをかばっていた、ひなたにいじめ問題が起き、若手の将棋棋士・桐山零はひなたの姉・あかり、祖父・相米二とともに解決に奔走し、板橋高校の恩師・林田高志にも相談するなど心を砕いた。
ひなたはこのときストレスにより心身に異常をきたし、食欲不振に陥るほどに落ち込んでいたが、それでも「行かないことは(いじめに)負けたことになる」として京都への修学旅行に参加。
しかし、孤立したひなたの体調不良は変わらず、自由行動では同級生からひとり離れて河原で落ち込まざるをえなかった。
そこに大阪で対局を終えたばかりの零が現われた。ひなたは甘えることができる人が現われたことにほっとしたのか、零の胸元で泣きじゃくった。
一方、ひなたの通う中学校では、いじめの対象がひなたの担任にまで広がり、生徒に対して恨みつらみを語りつづける担任はついに体調をこわし、二度と学校に表われることはなかった。
ここに至って中学校側もいじめ問題に介入、事態は零のあずかり知らぬところで解決することとなった。
事態が解決したことを知った零は「自分は結局何もできなかった」と落ち込むが。ひなたは「いつもそばにいて、話も聞いてくれたじゃない」と明るく微笑むのだった。