データ
形式番号 | GW-9800-B |
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全長 | 17.3m |
重量 | 7.2t |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 |
パイロット | ウィッツ・スー |
概要
新連邦軍のMAガディールとの戦闘によって中破したガンダムエアマスターを、キッド・サルサミルとエスタルド人民共和国の手によって改修した機体。機体色も青系統に変更された。
主に火力強化とパワー重視の機動性強化に重点を置いた改造がなされ、機首部に大型ビーム砲、両翼ブースター部に計4門のビーム砲を追加し、火力の大幅な向上に成功。旧エアマスターの欠点を改善している。武装追加によって自重は増加したが、コンセプトを変更し大出力の大型ブースターや補助ブースターを装備した事で機動性はむしろ向上している。元機体がデザインから見ても分かる通り空力に特化している事や軽さで機動力を出す機体の為か、アシュタロン(推力特性は似ているがこちらはその特性に合った機体の性格をしている)に追い付かれそうになった事もあるが、改修前から大幅なスペックアップがなされた事は間違いなく、旧エアマスターがガディール2機に中破に追い込まれたのに対し、本機はガディール3機がかりでも瞬殺する程に空戦能力も強化されている。
主翼中間に追加された大型ブースターは推力偏向機構を備え、補助推進用ブースターと併せファイターモード時は宇宙空間でも超越的な機動性を発揮する。このパワー重視の機動性強化により、改修前はぶら下げて飛んでいたガンダムレオパルドを乗せたまま飛行し、そのまま戦闘行動可能な程の出力を得た。
また、旧エアマスター同様にGファルコンと合体する事で、火力の強化とMSサイズで巡洋艦級の艦艇を凌ぐ破格の推力・速度を発揮する。ただし、劇中では合体パターンをコンピュータ上で提示しただけで、実際に合体することはなかった。
武装
バスターライフル
強靭なルナ・チタニウム合金で構成された専用ビームライフル。連射・速射性能が非常に高く、通常のライフル以上の出力を持ちながら、重量は半分程度に抑えられている。計2挺を携行し、不使用時は両腰、ファイター時は両腕ラッチにマウントされる。改修前とデザインは全く同じ。ただし一部資料では内部をチューンナップし改修前より性能は向上していると記述されている事も。
ヘッドバルカン
両側頭に内蔵された機関砲。威力は低いが、武装の少ないエアマスターにとっては欠かせない装備である。
ノーズビームキャノン
ノーズバルカンに代わり機首下部に載せられた大口径ビーム砲。複数のMSを一掃する破壊力を持つ。ノーズバルカン同様、MS形態時は機体上方への対空火器して使用されると文字設定では記述されている。
ブースタービームキャノン
両翼増設ブースター前部に搭載された2連装ビーム砲。翼を展開する事でMS形態でも使用可能。
ミサイルライフル(ミサイルショットガン)
ショットガンっぽい外見のビームライフルの両サイドにミサイルを設置した複合火器。
本編未登場の1/100HGのボーナスアイテム。
Gビット(GWビット)
設定のみで原作では未使用。フラッシュシステムを介し本体と同性能のビットMSを最大12機操作するニュータイプ専用武装。ニュータイプ一人で一個中隊規模以上の戦力を持ち、戦略兵器として運用可能。本機用のGWビットは親機同様の変形機能と高機動戦能力を持ち、第7次宇宙戦争時に無敵を誇ったと記されているが、戦争によりほぼ全てが失われ、原作でも登場は回想シーンのみとなっている。