物語
神と人間が共存し、「生命の神」オシリス王の統治により繁栄を誇っていた古代エジプト。この世界の神々は、背が高く、人間と共に暮らし、獣に変化したり、体内の血は黄金などの特徴がある。
しかし、弟セトのオシリス謀殺により王座は奪われ、人々は暴虐なセトに苦しめられていた。
オシリスの子で、王座と両目を奪われたホルスは、コソ泥の青年ベックと手を組み、エジプトの王に君臨するための鍵を握る重要なアイテム「神の眼」を盗み出すべく、困難極まりない冒険の旅に出る。
登場人物
ベック@ブレントン・スウェイツ(玉森裕太/平野潤也)
余談
- エジプトが舞台なのに、主要な神々や登場人物の多くが白人系なことに大きな批判が相次いだ。これは本作品に限ったことではないが「Whitewashing」と呼ばれる現象である。
- 2体の巨大なコブラ (蛇神かどうかは不明)が放つ火炎放射の形態は、2002年の映画『サラマンダー』で開発され、その後『ハリーポッター』シリーズや『ゲームオブスローンズ』などでも使用されたものである。また、コブラの形態には、オマージュかどうかは不明だが、2007年の韓国映画『D-War』の影響もあるのかもしれない。
- その年のゴールデンラズベリー賞にて、最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞、最低主演男優賞、最低スクリーンカップル賞という、計5部門でノミネートされたが、結局は1つも受賞していないという快挙?を成し遂げている。