概要
旅客列車用のEF58をベースに貨物列車牽引に適した性能特性にチューニングした機関車。1947年から1958年までに202両が製造された。日本国内の直流電化された主要な路線に配備されたが、東海道本線や山陽本線では後継のEF60やEF65などが配備されたことにより運用から離れていった。東北本線や高崎線などの首都圏では1980年代に入っても運用されていたが貨物列車の削減や老朽化などによって廃車された。
EF15をベースに連続勾配区間での運用に適したEF16へ改造された車両もある。
現在
民営化後もJR西日本にただ1両だけ車籍を有した状態で保存されていたが、2011年に車籍が抜かれ、形式消滅した。