蓬莱伝説
ほうらいでんせつ
「東方Project」の楽曲。
概要
上海アリス幻樂団初の音楽CDである『蓬莱人形~ Dolls in Pseudo Paradise。』の一曲目。
ZUN氏が初めて手掛けたオリジナル楽曲であり、同氏が幻想郷について抱く想いが詰まっているとされている。
またニコニコ動画などでは「幻想郷はここにあった」等のコメントが書かれている。
ストーリー
収録されている音楽CDの正直村八人の話のプロローグもしくは第一章であると推測されている。
ストーリー内容
僕ら正直村はもともと八人だけだったにだ。全員で東の山に引っ越すことになって二年が経とうとしていたんだ。正直退屈な毎日だった。
ある日、一人が桃の木の脇に小さな穴を発見した。
そうそれから僕らはこの楽園に迷い込んだのだ。
そして僕は早速、人間をやめた。
最も好奇心の高い僕は、先を急ぎ森の奥を目指した。
奥で謎のピエロに呼び止められ、なにやら嬉しそうに玉の枝を手渡されたんだ。
受け取ろうとしたら、一瞬で首と体が離れたようだ。
僕は動くことも出来なくなって、二度と仲間に会うことが出来なかった。
残りの正直者は七人になった。
不死の薬は、あの始皇帝の使いですら見つけることが出来なかったというのに…
…蓬莱の玉の枝など見つかるものか。