アースロック・トリロビッチとは、PS2用ゲーム『ロックマンX8』に登場するボスである。
8大ボスの一人であり、攻略関連の掲示板等ではよくゴキブリと呼ばれていた。
見た目では分かりにくいが、モチーフとなったのは三葉虫。
ラテン語で「Trilobita」となる。
ゴキブリではなく三葉虫である。
概要
レアメタル鉱山「メタルバレー」でクリスタルの採掘を行う新世代型三葉虫レプリロイドで、ヤコブ計画を始めとする宇宙開発に必要な資源を手がけ、発掘現場を制圧し、貴重な資源をシグマに送り届けていた。
非常に強い選民思想の持ち主で、旧式のレプリロイドに対して高圧的な態度で振舞い、エックスやゼロ、完全なコピー能力を持たないアクセルをポンコツ扱いする。
常に被っている外殻は絶対的な防御力を持つ。
特徴
トリロビッチ本体はあまり激しい動きをしないものの、攻撃範囲に優れた飛び道具などがあるため、意外と忙しく動き回る羽目になる。
攻撃方法
■鎧
こちらの攻撃を跳ね返す鎧を着込んでおり、通常攻撃を当ててもリフレクトされてダメージを与えられない。
ダメージを与えるには、まず鎧を脱がせる必要がある。
鎧を脱がせるにはクラッキング効果のある攻撃を当てなければならない。
また、鎧を脱がせても、暫くすると鎧を着込んでしまう。
弱点武器で攻撃すると、鎧そのものを破壊できる。
■クリスタルウォール
こちらの近くか真下にオレンジ色の水晶の柱を作り出す。
この柱は攻撃を弾く性質を持つ。
柱に触るとこちらに向かって倒れ、当たるとダメージを受ける。
また、倒れるまでの短い時間ならば、上に乗ることができる。
ゼロの場合は重属性攻撃で破壊可能。
■バウンドブラスター
手から丸いエネルギー弾を発射する。
弾は地形に当たると反射し、長時間画面に残るために一度回避しても油断できない。
トリロビッチの残り体力によって連射したり複数同時発射したりする。
■ウェーブウォール
トリロビッチの体力が4分の1(ハード時は半分)になると発動する必殺技。
動作中は無敵なので、攻撃してもダメージを与えられない。
次々とクリスタルウォール(紫色)を作り出して送り出す。
クリスタルウォールには接触判定があり、上に乗ったり壁蹴りができる。
普通に触っただけではダメージを受けないが、壁に挟まれるとダメージを受ける。
このクリスタルウォール(紫色)は、ゼロの重属性攻撃でも破壊は不可能。
発動を回避する手段はなく、ひたすらクリスタルウォール(紫色)を壁蹴り用の壁として利用するなりしてやり過ごすしかない。
弱点
重属性の攻撃が弱点で、鎧を着ている時にヒットさせると、鎧を破壊できる。
その他
彼を撃破した後もステージの小部屋では彼のものと思われる声が聞こえるが、誰のものかは不明である。