シグ・カーティスとは、荒川弘の漫画『鋼の錬金術師』に登場するキャラクターである。
概要
エルリック兄弟の師であるイズミ・カーティスの夫で、アメストリス南部の町ダブリスで精肉店を経営している。
非常に見た目が厳つく、その見た目に違わず凄まじいパワーの持ち主でもある。具体的にはホムンクルスのスロウスをパンチ一発でぶっ飛ばしてみせた。実力的にはアームストロング少佐と互角と見て間違いない。
大変な愛妻家で、虚弱体質な妻・イズミを常に気遣っており、妻の弟子の前でも余裕でイチャつし、ノロける。
性格
その威圧感の塊のような風貌と寡黙さゆえに、ややもとすると危険人物と間違われそうにもなるが、実際にはとても大らかで優しい人物である。
イズミが兄弟の母親代わりなら、シグは家全体を静かに温かく見守る父親のような存在ともいえる。
滅多に怒ることはないものの、自分の妻に色目を使う輩には一切容赦しない。
なお、当然といおうか、イズミはまったく頭が上がらない。別談、師匠が鬼嫁というわけでもなく、単に怒らせると自分の手に負えないため。
何気に少佐と同じく筋肉フェチ。
少佐とのファーストコンタクトでは、某ジブリの寸劇で出た筋肉自慢を二人で再現し、筋肉による(暑苦しい)友情を結び、最終決戦でも少佐と二人でスロウスに『ヒゲと筋肉のツープラトン』をぶちかまして勝利している。