概要
『パシフィック・リム:アップライジング』に登場するマーク6のイェーガーで、本作の主人公ジェイク・ペントコスト&副主人公のネイトの乗り込む機体で、本作のイェーガーでは、オブシディアン・フューリーに次ぐ全高を持つ。
前作で活躍したジプシー・デンジャーを基に開発された「人類の希望の象徴」とされるリーダー機で、ジプシー・デンジャーよりも若干大型・重量化している。ジプシー・デンジャーだけでなく、同じく米国機であるロミオ・ブルーや、前作の主役機候補でもあったストライカー・エウレカ等の意匠も入っているかのような外見をしている。プラズマ・リアクターは二機に増設され、ジプシー・アベンジャー単機でシカゴの電力を一年間支えられる。
武装の数はかなり多く、オブシディアン・フューリーよりも多い。
プラズマキャスター(当初はオレンジ色の予定だった)とプラズマブレード、エルボーロケットをそれぞれ両腕に装備し、両脚のジェット、少なくとも右腕には「世界そのものが武器となる」グラビティースリング(重力投石機)、グレネード、可動式のウィングにはミサイルも装備している (小説ではプラズマ・ミサイル)。後に、オブシディアン・フューリーのエナジー・チェーンソーのような武器を装備している。ジプシー・デンジャーのように、プラズマ・リアクターが武器として使用できるのかは不明。また、拳に何らかの武器を装備している可能性もある。(①②)。
グラビティースリングは、一見すると異なるように見えるが、「周囲の物体を利用して叩きつける」という点で、実は米国機の伝統をしっかりと受け継いでいるのだ。
なお、当初に発表されたコンポッドのデザインは、後にヴァロー・オメガに受け継がれた可能性がある。