ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

氷河の古代怪獣

1

ひょうがのこだいかいじゅう

『氷河の古代怪獣』とは、1942年のスーパーマンの映画シリーズのエピソードの一つである。

概要

原題は『The Arctic Giant』。制作はフライシャー・スタジオ。

1942年の作品であり、当時はまだスーパーマンが直接飛行せずに、脚力を活かした跳躍で移動するという設定だった。

プロットとしては、北極圏で氷漬けの状態で発見された「ティラノサウルス」と名付けられた怪獣ニューヨークに展示用に連れてこられたが、不注意から氷が溶けて怪獣が復活し、市街地を破壊するが、スーパーマンの尽力によって再び捕獲されるというものである。

特筆すべきは、本作が1953年の『原子怪獣現わる』やそれに影響を受けた1954年の『ゴジラ』を10年以上も先取りしていた事である。また、非常に美麗なアニメーションも特徴である。

後年の怪獣作品との類似点

  • 原子怪獣現わる:北極圏で発見された生物が後にニューヨークを襲う。
    • キングコング』と『原子怪獣現わる』を日本で配給して『ゴジラ』にも影響を与えたともされている大映ガメラも、『大怪獣ガメラ』は『キングコング』と『原子怪獣現わる』の両作品からの影響を受けており、リドサウルスと同様に北極圏の核爆発で目覚めた怪獣が南下して灯台や都市部を襲うというストーリーになっている。
  • ゴジラシリーズ:『キングコング』と『原子怪獣現わる』の影響を強く受けており、銃火器をものともしない背びれを持つ恐竜型の怪獣が大都市を襲うという構図がそっくりである。

余談

  • 「背びれを持つ恐竜が都市部に現れる」という構図は、1886年のフランスにて既に存在していた。
  • スーパーマンとゴジラ(とキングコング)の実際の共演は2023年になって実現しており、やはり『氷河の古代怪獣』とゴジラの類似性が指摘されている(参照)。

関連動画

外部リンク

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る
氷河の古代怪獣
1
編集履歴
氷河の古代怪獣
1
編集履歴