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氷河の古代怪獣

ひょうがのこだいかいじゅう

『氷河の古代怪獣』とは、1942年のスーパーマンの映画シリーズのエピソードの一つである。
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概要編集

原題は『The Arctic Giant』。制作はフライシャー・スタジオ。


1942年の作品であり、当時はまだスーパーマンが直接飛行せずに、脚力を活かした跳躍で移動するという設定だった。


プロットとしては、北極圏で氷漬けの状態で発見された「ティラノサウルス」と名付けられた怪獣ニューヨークに展示用に連れてこられたが、不注意から氷が溶けて怪獣(恐竜)が復活し、市街地を破壊するが、スーパーマンの尽力によって再び捕獲されるというものである。


特筆すべきは、本作が1953年の『原子怪獣現わる』やそれに影響を受けた1954年の『ゴジラ』を10年以上も先取りしていた事である。また、非常に美麗なアニメーションも特徴である。似た構図は『キングコング』に影響を与えたとされる1925年に映画化された『ロストワールド』にも見られたが、より日本的な怪獣により近いのはこちらである。


後年の怪獣作品との類似点編集

  • 原子怪獣現わる:北極圏で発見された生物が後にニューヨークを襲う。
    • キングコング』と『原子怪獣現わる』を日本で配給して『ゴジラ』にも影響を与えたともされている大映ガメラも、『大怪獣ガメラ』は『キングコング』と『原子怪獣現わる』の両作品からの影響を受けており、リドサウルスと同様に北極圏の核爆発で目覚めた怪獣が南下して灯台や都市部を襲うというストーリーになっている。
  • ゴジラシリーズ:『キングコング』と『原子怪獣現わる』の影響を強く受けており、銃火器をものともしない背びれを持つ恐竜型の怪獣が大都市を襲うという構図がそっくりである。

余談編集

  • 「背びれを持つ恐竜が都市部に現れる」という構図は、1886年のフランスにて既に存在していた。
  • スーパーマンとゴジラ(とキングコング)の実際の共演は2023年になって実現しており、やはり『氷河の古代怪獣』とゴジラの類似性が指摘されている(参照)。
  • 邦題が安定していない場合があり、原題を直訳した「北極巨人」や、「冷凍恐竜大暴れ」と紹介しているケースもある。

関連動画編集

外部リンク編集


関連タグ編集

スーパーマン(1941年のアニメ映画) 怪獣映画


ロボット大海獣:こちらも著名なアニメシリーズに登場したキャラクターであり、メカニコングメカゴジラを先取りしていた。

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