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羊蹄丸の編集履歴

2018-05-18 17:06:47 バージョン

羊蹄丸

ようていまる

国鉄連絡船の青函航路で用いられていた車載客船。青函航路が廃止されてからは、お台場の「船の科学館」に展示されていたが、解体されたため現存しない。

羊蹄丸は、国鉄青函航路で旅客と鉄道車両を輸送するために設計された鉄道連絡船である。

名前は北海道羊蹄山から。

概要

国鉄初の自動化船である津軽丸型の第6船で、八甲田丸や摩周丸と同型である。

建造は、大阪の日立造船桜島造船所。

1965年に竣工・就役して以来、青函トンネルの開通後、1988年に臨時便が残されていた青函航路が完全廃止されるまで活躍を続けた船となった。


青函航路が廃止されてからは、博物館として改装を受けて、東京台場の「船の科学館」に係留、展示されていた。

船の科学館では、南極観測船宗谷」の隣に係留されていたものの、2011年に船の科学館が休館となると無償で譲渡されることとなった。

譲渡の際には複数の申し入れがあったが、結局保存目的の譲渡とはならずに、船舶の解体と再資源化の研究に供されるために解体されることとなった。

2012年に、解体設備がある香川県多度津町へ最後の出港。

翌年に解体が完了した。

姉妹船

長女の津軽丸を筆頭に八甲田丸、松前丸、大雪丸、摩周丸と続いて第6船。末妹の十和田丸から数えると下から2番目。

同型船は、青森駅に係留されている八甲田丸と函館港に残る摩周丸の2隻を除いて、国内には現存しない。

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