歌唱:愛崎えみる(CV.田村奈央)、ルールー・アムール(CV.田村ゆかり)
作詞:坪田文
作曲:藤本記子(Nostalgic Orchestra)
編曲:福富雅之(Nostalgic Orchestra)
概要
第15話にて、「音楽」や「歌」というもの自体を知らなかったルールー・アムールに対し、愛崎えみるはギターを片手に即興のメロディーを口ずさんで見せる。その「不思議な音と声の組み合わせ」はルールーに衝撃を与え、「もっと聴きたい」という思いを引き起こした。この出来事も一つの契機となり、心と感情を持つに至ったルールーはクライアス社から離反する。
だが彼女はまだまだ人間社会の経験に乏しく、「歌」も高いハードルの一つだった。第18話で歌う事に挑戦してみたものの、単に音程が正確な単語を並べるだけの、まさしく機械合成音のような歌い方になってしまい、えみるに「心に響かないというか…」と評されたルールーは、ショックで倒れてしまう。
そんなルールーを元気にしてあげたいと、えみるが先述のメロディーに歌詞を付けたのが、この「キミとともだち」である。
ためらうルールーに「一緒に歌いませんか?ルールーと歌いたいのです」と誘いかけるえみる。ルールーも嬉し涙を流しながら歌いだすと、それはもう機械合成音ではなく、自然なメロディーとなっていた。こうして2人は本当の親友になったのだった。
この第18話はえみルー主役回であり、上述の流れのまま、2人が歌うこの曲がエンディングとなる大サービスの演出がなされた。
プリキュアの15年の歴史の中でも、最終回等を除けば、通常ED曲以外で締めくくられるというのは初の快挙である。