概要
日本軍 第7師団 歩兵第27聯隊に所属する軍人。鶴見中尉の部下。記事名の通り、階級は軍曹。
目頭から降りる真っ直ぐなしわと、鼻がほとんどないという変わった風貌の持ち主。
真面目で実直な性格で、命令に忠実に従う典型的な軍人でありながら、冷静な判断力と大胆な行動力を併せ持つ。戦闘力も高く、尾形百之助からは「屈強な兵士」と評される。
風呂が長い。
作中での活躍
名前(名字のみ)が判明したのは8巻からだが、実は2巻から登場しており、和田大尉を殺害した実行犯は彼である。(公式Twitter質問箱にて判明)
他にもちょくちょく、モブ的な兵士として登場している。
8巻にて、剥製職人である江渡貝弥作に刺青人皮の偽物を作らせた際に、お目付け役として江渡貝を監視する役目で、本格的に登場した。以降、徐々に登場頻度が増え、主要キャラクターとなった。鶴見中尉の企みに気づき、追跡してきた尾形百之助から、江渡貝と刺青人皮(及びその偽物)を守る為に交戦。大規模な炭鉱事故に巻き込まれたため、江渡貝は守りきれなかったが、命からがら帰還を果たし、江渡貝が死の間際に託した刺青人皮の偽物を、鶴見のもとに持ち帰ることに成功した。
真面目さを買われているのか鶴見中尉と共に行動している事が多く、援護狙撃の用意、江渡貝の監視、重傷を負った二階堂浩平の世話など細々とした任務に奔走している。そのせいで狂人の相手ばかりしており、気が休まらない苦労人ポジション。また、同じく江渡貝を監視していた前山が、尾形に射殺されたことに対して激怒しており、仲間思いでもあるようだ。
さらに鯉登少尉の補佐役であり、内心鯉登のことを面倒くさいと思いつつも真顔でフォローしている。
鶴見中尉の任務を命をかけて順守する一方で、彼の蛮行に動揺したり、中尉の最終目標が「戦争中毒」に他ならないと考えているなど、盲目的に中尉を崇拝している訳ではない様子がみてとれる。
以下、単行本未収録のネタバレ
鶴見中尉の命の下、杉元・鯉登・谷垣達と共に樺太に先遣隊として行動する。
樺太に入ってからはロシア語がペラペラであることが判明したり、鍛え上げられた肉体が披露されたり、彼の新たな一面が明らかになった。
149話にて本名とその過去が明かされた。