概要
軌間可変電車は軌間(レールの幅)に応じて車輪と車輪の間の長さを自由自在に変えられる特殊な機構を備えた台車を装備しており、この機構を用いることで別の軌間の路線に進入する事ができ、直通で目的地にたどり着くことができるようになる。
しかし、この機構を備えた結果、列車の重量が重くなってレールと枕木に大きな力がかかり、思うように速度を出すことが出来ないという欠点も存在するほか、各路線の電流(交流と直流)および電圧に対応した機器も導入しなければならず、作るだけでも莫大な費用がかかってしまう。
既存のミニ新幹線で電流・電圧の問題をほぼ無視し得たのは、直通先がいずれも交流電化であったためである。
現在、新幹線と在来線を行き来できる軌間可変電車を実用化に向けて開発している。
軌間可変電車には「フリーゲージトレイン」という別の呼び方も存在する。
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交渉人真下正義(作中でフリーゲージトレインが物語の鍵を握る。)