概要
1997年に発売されたレイストームを手掛けたタイトー開発のPlaystation用奥スクロールシューティングゲーム。当時同じ3Dシューティングの『パンツァードラグーン』に似ていると評されていた。
平成ガメラを題材にしており、「世界各地で大発生したギャオスとの戦い」というガメラ3を先どった内容となっている。
プレイヤーはハリアーという攻撃機とフローディングバイクを操作し、NPCのガメラの援護を受けながらギャオスの亜種やロボット達と戦っていく。ムービーパートには実写の映像が使用されており、漫才コンビ「パックンマックン」のパックンがプレイヤーのジャック役で出演している。
マルチエンディング方式であり、ノーマル以上でクリアすると特定条件でエンディングが変化する。
ガメラのゲームとしては最近である。
後年のアタリが出したゴジラのゲームにも検討されたが、やはりダメだった。
ギャオスという生物の恐ろしさと底知れないポテンシャルを痛感する作品であり、イリスがギャオスの亜種だと納得できてしまう。
ストーリー
数年前に突如出現し、人類を恐怖のどん底に陥れた超遺伝子怪獣ギャオス。
個体は全てガメラに殲滅されたが、その遺伝子は研究の名目で日米共同で東京のとある施設に保存されていた。
西暦2000年。ギャオスの細胞が何者かに奪われるという事件が発生。
防衛庁及び国防省は、遺伝子生物学の権威である楠木リサ教授に協力を要請。アメリカから収集された特殊部隊出身の工作員ジャック・モートンと共にギャオス細胞奪還を命じた。
そのころ、東京湾から太平洋に飛行するガメラの姿がレーダーに捕捉されていた。