概要
CV.竹内良太
山羊の角にイヌ科の頭蓋骨の姿をした、人ならざる異形の魔法使い。「影の茨(ソーン)」「裂き喰らう城(ピルム・ムーリアリス)」「骨頭」「影の棘」「茨の魔法使い」「半端者」など様々な呼ばれ方や異名を持つ。
紳士的で穏やかな性格だが、子供っぽい反応や行動を見せ、人としての常識を欠落した部分がある。現代では少なくなった本物の魔法の使いとしてかなりの実力を持ち、教会もその存在を恐れ監視されている。
魔法の傾向としては破壊系統を得意とし、逆に浄化などは苦手。
「夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」のチセをオークションで競り落とし、自らの弟子兼嫁にした。チセとの出会いと交流によって、彼自身にも変化を見せ、人間としての感覚・感情を知っていく。
遥か昔に彷徨っているところを魔法使い・リンデルと出会い、その師匠・ラハブから「エリアス」の名を与えられ、魔法使いへの道を進んだ。ただし、リンデルと出会う前の記憶がなく、ラハブもその正体はわからなかった。
話が進むにつれてチセに相当の執着心を抱くようになり、彼女がどんどん交友関係を広げていくことに内心苛立ちを覚えていた。
8巻で(相手はしぶしぶだったが)教わったアドバイスを基に、以前から嫉妬の対象だった知り合いのステラを誘拐しスレイ・ベガなどの呪いを移植しようとして遂に拒絶されてしまう。
その後9巻ラストでお互いの気持ちを正面からぶつけ、最終的に出かける際いくつかの約束事を復唱することでなんとかチセを学院(カレッジ)に通わせるくらいの折り合いをつける。