概要
ラテン語で『剣』を意味する鍔はかなり小さい(もしくは無い)。主にローマ軍の槍を持った戦列歩兵の接近戦用の武器として用いられた。闘技場でも用いられ剣闘士(グラディエーター)の語源にもなっている。ただし古代ローマ時代の比較的「軍用(対人専用)」イメージが強い剣である為かゲーム等のファンタジー創作(特にモンスター等が出る空想色が強い作品)に出る事は比較的少ない。前述の通り剣闘士の武器でもあった為幾つかの剣闘士を扱う作品などに僅かに採用される程度である。
余談
コナミのSTG『グラディウス』の語源でもあり、『ドラゴンクエスト』の「Ⅸ」「Ⅺ」においては短剣系武器の一種としてグラディウスが登場。その上位互換である炎の短剣の名前がサラマンダーになっており、コナミのグラディウスの続編『沙羅曼蛇』と掛かっているのはスクウェア・エニックスのスタッフの遊び心と思われる。
どういうわけか、SRPG『ファイアーエムブレム』シリーズには『最強の槍』として登場する。
また、カジキの一種であるメカジキの学名(の種小名)にも使われている。
関連タグ
グラディウス(無印)