概要
CV:増尾興佑
どの勢力にも属さず、皇神グループと能力者に対し強い憎悪を向ける能力者を滅する者(セブンス・スレイヤー)。
能力者はいずれ能力を持たない人間を脅かす存在になると考え、個人で能力者たちを倒して回っている。
能力者たちの能力因子サンプルを回収・解析し、彼らの第七波動を擬似再現した特殊装備を操り、ガンヴォルトの前に立ちはだかることとなる。
彼は第七波動(セブンス)を持たない普通の人間だが、皇神(スメラギ)にも比肩する高い科学技術と、
卓越した戦闘センスにより並の能力者を凌駕する力を有している。
蒼き雷霆ガンヴォルトではガンヴォルトに敵対する無能力者として登場したが、蒼き雷霆ガンヴォルト爪では主人公キャラの一人となる。
父親が科学者であり、既にこの世を去っているがアキュラはそれを受け継いだ科学者でもある。アキュラたち兄妹の髪の色は彼に由来する。
母親は由緒正しい退魔師家系の生まれであり、彼女には家督を相続した妹(アキュラにとっての叔母)が存在している。
能力
ブリッツダッシュ
ダッシュで敵に体当たりすると動きを封じ(ボス除く)ロックオン状態にして攻撃を集中させる。エアダッシュだとブリッツゲージを消費するのでゲージを共用するカゲロウ発動できずにダメージもあるので注意。
なお、複数ロックオンはできないがロックオン→敵破壊→他の敵にロックオンとコンボを組む事が複数の敵に対して有効打となる。
EXウェポン
ボスから奪った能力を使う。ただし、EXウェポンはゲージが共通である。勘のいい人ならばもうお気づきだろう、弱点を持つボスがいるわけである。
初期装備にはガンヴォルトの雷撃鱗の放電を解析した「スパークステラー」が装備されている。
下画面でダイレクトに装備切り替えが可能でスパークステラー含めて全9つアイコンがあるが、うち一つはEXウェポンを解除する為のものである。
フラッシュフィールド
ガンヴォルトの雷撃鱗バリアを参考にした電磁シールド。ガンヴォルトと異なり自動無消費で発動するが、EXウェポンゲージを消費すると使えない。
雷撃鱗バリアと異なりフラッシュフィールド自体には攻撃判定は無く防御専用となるが雷撃鱗バリア同様に無効化できるものとできないものがある。
ストライクソウ
発動させると「爪」の文字の様な軌跡を描く全体的に斬撃を行うスキル。発動させると次に発動させるまでに約一分かかるので連発はできない。
ヒーリング
発動させるとHPが完全回復する。ポーズをかけてから下画面でアイコンをタッチすると発動するが、同時にポーズも解除されるので注意。ストライクソウ同様に次に発動するには約一分かかる。
なお、ストライクソウとヒーリングは別々になっているので例えばストライクソウを発動したからヒーリングが発動できないというワケではない。
人物
登場人物の中では珍しくファミリーネーム(苗字)まで判明しており、神園アキュラという本名がある。劇中では神園=アキュラの父親を指すが、名字は名家である母親の実家に由来するもの。
冷静沈着であるが能力者に対しては並々ならぬ憎悪を抱いており情け容赦ない。世界を脅かす能力者勢力と戦うガンヴォルトに対しても共感どころか能力者というだけで敵意を剥き出しにしている。
シスコンと呼ばれる事がある程に身体が弱い妹・ミチルを大事にしている等、根っからの冷血漢というわけではない。
アキュラが能力者に対して病的なまでの憎悪に凝り固まってしまったのは、慕っていた父親の死よりも、むしろその父親と母親自体に原因があったとも言える。
科学者であった父親は、多くの第七波動に関する技術を確立してきた天才であったが、温厚な性格とは裏腹に第七波動を恐れ、能力者そのものを「バケモノ」呼ばわりして人権すら一切認めようとしなかった等、人格者とは程遠い「身勝手な差別主義者」と言える面も持ち合わせていた。更に母親は、退魔師の家系出身だけでなく、何かと「神」や「天使」を例えに持ち出す口癖があったらしく、これらの影響を強く受けたアキュラは、結果的に両親の負の面ばかりを忠実に受け継いだ人格と、「能力者=滅すべき魔」という歪んだ思想を持ち合わせるに至ってしまったと言えなくも無いのである。
アキュラの行動は、はっきり言ってしまえば「能力者の無差別殺人」である為、ミチルには自身の活動を明かしていない様子。
家族
過去の手術により声を失っているアキュラの双子の妹。兄を「アキュラくん」と呼ぶ。
身体が弱く個人療養所で暮らしており、意思疎通はタブレットで会話している。
発育が遅れており、外観がアキュラより幼いが双子である為同い年である。
謎の勢力に狙われており意識を失っている状態で一度ガンヴォルトに助けられる。
アキュラの助手やミチルの介護を手がけるメイド。実はバイク乗りだったりする。
RoRo(ロロ)
アキュラが体に纏っている装備「ヴァイスティーガー」に付随する戦闘ポット。アキュラと連携して複数のビットを制御したり、奪った能力者のデータを元にEXウェポンを発動するいわば相棒。
ミチルの話し相手になっていた事もあり、アキュラを「アキュラくん」と呼ぶのはミチルの影響だという。
通常は「ボク」とかの男の子言葉を使う丸いメカ(左)だが、ある出来事で「電子の謡精(サイバーディーバ)」の能力が宿った際に覚醒すると女の子の姿(右)になる。
この為、ロロは「彼」と呼ぶべきなのか「彼女」と呼ぶべきなのかややこしい事になっている。
モルフォと異なり、RoRoの歌声はエフェクトがかかったロボっぽい歌声になっている他に羽が鳥(鳳凰?)の様なデザインで腰部にある。
その他
ボスの能力を会得するという点ではこれに似ているとガンヴォルト第一作でいわれてきたが、「爪」でよりそれっぽく感じるものとなった。
アキュラのクエストにも意図的な表記として「NO LOCKMAN」というものがある。
どちらかと言うと彼よりも某レプリロイドの方がアクション的には近いか。
アキュラが身に纏う装備「ヴァイスティーガー」の名から察するにアキュラは「虎(白虎か?)」を意識したイメージがあると思われる。
また、開発元が同じぎゃる☆がんシリーズに登場する神園家とは退魔師(悪魔ハンター)の仕事を生業とする名家という点が共通し、マイティ/ギャルではぎゃる☆がんサイドの神園しのぶ&神園真夜とも共演を果たしている。
…のだが、それぞれ倒すべき敵である能力者に本編での意趣返しとばかりに倒されたり、魔物に捕まってしまった上に助けを求める声で攻撃を行ってくるなど、3人揃って残念な活躍をしてしまった。
名前の由来は紫電や七宝剣、モニカたち同様に車関係から取られており、ホンダの高級車ブランド「アキュラ」が元ネタとされている。
また、細かい部分で神園兄妹との関係を思わせる神園しのぶには将来男の子が産まれた場合、憧れている火吹晶に因んで「アキラ」と名付けようとしているお話がある。アキュラと晶、偶然両者の名前が似ていたために作られたネタなのか、あるいは当初からぎゃる☆がんネタも想定してアキュラを由来としたのかは不明。
そして.....
シリーズ最新作である白き鋼鉄のX(外部公式サイト)で主人公を勤める事が判明。
PVを見る限り、今までのブリッツダッシュやEXウェポンも健在の模様。
今後の情報に期待したい。