マスクド・デュース
ますくどでゅーす
概要
『ONEPIECE』の外伝小説『novelA』に登場するキャラクター。
ルフィの義兄ポートガス・D・エースが白ひげ海賊団に入る前に結成した「スペード海賊団」のクルー第1号。『novelA』1巻の語り部も兼ねる。
性格
呑気なエースに比べると慎重で、海賊団の中ではツッコミ役。狙撃手ミハール、情報屋スカルとは仲が良く、インテリトリオとして活動することが多い。冒険記を書くためにメモをよく取っているが、行き当たりばったりに書いているためクルーからは微妙な評価を下されている(デュース曰く「てめーら絶対冒険記にゃ名前出してやんねー」)
なおデュース(トランプで2を表す)の名は漂流時代にエースが適当に付けたペンネームであり、本名は海に出た時に捨てた。常にマスクをしているのも過去を捨て去るため。
能力
戦闘力はあまり高くはないが、賞金稼ぎを蹴り一発でKOする程度はある。
知識は豊富で発想力も高く、(スパルタジジイの特訓のせいでサバイバル知識が半端じゃない)エース無しでもかなり長い間無人島で暮らせていた。
来歴
東の海のとある島、医者の家系の生まれ。父と兄は優秀な医師であり、「彼」も元々は医学生だったが、その才能を受け継ぐことは無く、家族や友人からは侮蔑の対象にされ激しいコンプレックスに苛まれていた。そんな中、冒険記にハマって家出し、海を放浪していた時に遭難し、「天国に一番近い無人島」シクシスにてエースと出会う。
当初こそ「世界最大の犯罪者」の息子であるエースに色眼鏡を掛けた対応をしていたが、彼の屈託が無さすぎる応対に心打たれ、二人で協力して島を出る。この時制作したのがエースの愛船ストライカーである。
その後もエースの最大の相棒として、スペード海賊団に籍を置く。
スペード海賊団が白ひげ海賊団に吸収合併された後、医学知識を買われ医療班入りを果たす(エースが白ひげ暗殺に失敗する度に介抱していた)。ナースたちにはモテモテだったらしい。