原題はThe Incredibles。
主に人外が主役だったこれまでのピクサー作品と違い、初めて人間(の超能力者)を主役として扱った作品。
数年たった2018年夏には続編「インクレディブル・ファミリー」が公開予定。
ストーリー
(wikipediaより)
かつて世界の平和を守っていたスーパーヒーロー達。しかしあることが発端となり世間のスーパーヒーローに対する風当たりが強まり、政府の政策により今から15年前に全てのスーパーヒーローが引退し、世間には正体を隠して生活を始めた。
Mr. インクレディブルこと、ボブ・パーもその一人だった。彼は保険会社に勤務し、顧客よりも会社の利益にこだわる神経質な上司の下で日々ストレスを溜めていた。彼と同じくスーパーパワーを持つ妻は日常生活に適応していたが、長女は能力を隠そうとするあまり引っ込み思案になり、長男は思い切り走り回ることもできない窮屈な生活にうっぷんが溜まっていた。
そんなある日、たまりにたまったストレスを上司にぶつけてしまったのが原因で会社を解雇されたボブのもとへ謎の女性ミラージュからの伝言が届けられる。「Mr. インクレディブル、あなたのスーパーヒーローとしての力が必要です」と。
その誘いにのったボブは、家族に内緒でスーパーヒーロー活動を再開する。彼女の依頼は絶海の孤島にあるとある会社の研究施設から脱走した高い知能を持った高性能戦闘ロボットを捕獲してほしい、というものだった。
しかし、その裏には意外な人物による恐るべき陰謀が潜んでいた。
登場人物
- Mr.インクレディブル (CV:クレイグ・T・ネルソン. 日本語訳:三浦友和)
主人公。本名はボブ・パー。能力は「怪力無双」であり、どんな重いものでも持ち上げる力持ちなお父さん。怪力に見合うだけの耐久力や瞬発力も得られる。
- インクレディブル夫人 (CV:ホリー・ハンター. 日本語訳:黒木瞳)
本名はヘレン・パー。ヒーロー時代の名前はイラスティガール。能力は「伸縮自在」であり、体をゴムのように伸ばせる。
- ダッシュ (CV:スペンサー・フォックス. 日本語訳:海鋒拓也)
パー家の長男。能力は「加速」とても速く走れる。
パー家の長女。ダッシュの姉。能力は「光」透明になれたり、シールドを張る事が出来る。
- ジャック=ジャック (CV:イーライ・フシール)
パー家の次男。赤ん坊であるが、凄いパワーを秘めている。終盤で発揮された能力の詳細は不明だが複数の能力を持っている可能性もある。
- フロゾン (CV:サミュエル・L・ジャクソン. 日本語訳: 斎藤志郎)
本名はルシアス。Mr.インクレディブルの旧友。能力は「冷気」であり、あらゆるものを凍らせる事が出来る。
- エドナ・モード (CV:ブラッド・バード. 日本語訳:後藤哲夫)
ファッションデザイナー。スーパーヒーロー用のスーツも手掛ける。
- ミラージュ (CV:エリザベス・ペーニャ. 日本語訳:渡辺美佐)
Mr.インクレディブルに仕事を依頼をした女性。その正体はシンドロームの秘書。
- シンドローム (CV:ジェイソン・リー. 日本語訳:宮迫博之)
本作の悪役。様々な兵器やロボットを開発している。電磁波で物を持ち上げたりビームのように使うゼロ・ポイント・エネルギーが戦力。