データ
- 身長:4.5m~20m
- 体重:不明
- 別名:吸引怪獣
- 出身地:不明
- CV:神谷誠
概要
第9話「東京プロトコル」に登場。
地球温暖化防止のために敷かれた「東京プロトコル」の影響で日本経済が停滞し不景気にあえぐ中突如日本各地に出現した球体状の怪獣。
小さな棘が生えた白い第一形態の姿で各地の煙突に寄生して温室効果をもたらす排気ガスを吸収し、日本に「プラーナ景気」というバブル期以上の好景気をもたらした。
ガスを吸収し続けることで成長し、いびつな形の第二形態に変身した後は限界を迎えたのか黒く変色し脈動を強めてついに破裂。奇妙な花へと変わり、花火のような胞子をまき散らした。
その様子を見た森安タケシは大喜びしていたが、息子のヒロシは浮かない顔をしていた。
これが排気ガスを餌に成長し自分の住みよい環境に作り変えてしまう生物なのか、排気ガスを出し続ける文明の極致に現れる生物なのかは不明。本当に植物の怪獣ならいずれは枯れてしまう未来が待っている為、プラーナに頼りすぎた人類は後戻りのできない状態になっている事だろう。なお、植物の怪獣には毒花粉を発する物が多い事から、もしかしたら彼らの撒き散らした花粉は…。
余談
第二形態の造形は後に『ウルトラマンX』のグリーザ(第一形態)、第三形態は『ウルトラマンオーブ』のマガオロチの卵に改造された。
声を演じた神谷誠は、『ウルトラマンメビウス』でバルキー星人の声を演じている。
名前の由来はサンスクリット語で息吹を意味するプラーナ(प्राण)。