名取羽美とは、「かってに改蔵」に登場するヒロインである。外伝作品「いいがかり姉さん」の主人公も勤める。
アニメでの声優は喜多村英梨。
概要
当初はツッコミ役だったが、中盤で友達がいないことが公の場に暴露された事が彼女にとって最大の転機となる。
エスカレートする猟奇オチ
友達がいないことを暴露されて以来、次第に猟奇的な一面を持つようになり、いわゆる猟奇オチを繰り広げるようになった。
そして作中における猟奇オチによって、坪内地丹(時たま勝改蔵やゲストキャラたち)がド偉い目にあわされている。
そのため近年では早すぎたヤンデレヒロインと呼ばれている。
羽美が起こした猟奇オチの一部
- 京都のとある小屋で、刃物を研ぐところを目撃した擬音祭実行委員長への見せしめに、人身御供と称して地丹を梵鐘の材料にした。
- 線路のレバーを引いて進路を変更させ、列車事故を起こさせた。
- 地丹の妹・牡丹に嫉妬のあまり、地丹の家に放火してその罪を悪徳不動産業者に着せた。
- 自分の過去を知っていた観光局のカルロスを口封じに蹴落とした。
- 一人称が「僕」である事に否定的になろうとした地丹をペリロスの牛にぶち込み、蒸し焼きにした。
『絶望先生』の名台詞の元祖
猟奇オチを繰り広げる一方で、久米田康治先生の次回作『さよなら絶望先生』のあまりにも有名な名台詞「絶望した!」や「知ったな。」を久米田作品で恐らく初めて口走ったのが名取羽美である。
初めて生前葬を行ったキャラ
原作の第271話にて、前倒し目的で架空キャラとして初めて生前葬を行ったのも名取羽美である。