概要
宮野楓(みやの かえで)とは、『スローループ』に登場するキャラクターである。
レストラン「BASE FIELD」の店長で、嗜んでいる狩猟を生かして、狩った獲物を調理したメニューを出している。また、祖父が経営するカフェ&バーのバータイムも担当している。
アパート一人暮らしで、クロエという黒猫を飼っている(一花は「黒丸」と勝手に名前を付けていたが)。
プロフィール
容姿
金髪をショートカットに整え、ボーイッシュと美人(ひより評)が特徴の女性。
見た目が男性のように見えるが、一花に負けず劣らず胸はしっかりとある。
人物
しっかり者で、面倒見のいい性格。
周囲からクールな女性だと思われているが、実はお化けなどの怖いものが苦手で、一花から弄られている。
一花とは高校1年の頃からの付き合いで、林間学校の肝試しでペアを組んだことがきっかけだった。
自身は一花とは「腐れ縁」と呼び、煩わしそうにしているが、何だかんだ付き合いがいいし、かなり気が合う。後述の調理の件や、一花の釣り(とその後のささやかな宴)に付き合っているのは、そんな楓の一面を如実に示していると言える(後者については、4、5、9巻の一花&楓メイン回に詳しい)。
ひより達とは、初めての海釣りで釣ったシイラ(マヒマヒ)の調理を、一花が(勝手に)依頼したことで縁が出来た。
このときひよりが指摘した、狩猟と釣りの連関性に共感を覚えたこと、恋とひよりから教えられたことをきっかけに、楓はフライフィッシングに関心を持つようになり、本格的に始めようと考えている。
また、ひよりや恋、小春は、楓の、Permitに卸すためのコンプリートスキンを獲るためのキジ猟にも同行している(作中で描写されたのはひよりのみ)。