「ふたばだって 選んでいいんだからね」
概要
二宮藍子(にのみや あいこ)とは、『スローループ』の登場するキャラクターである。
初登場時は小学5年生だったが、後に6年生に進級している。
同じクラスの福元二葉とは友達。
家族構成は父・母・兄と自分を含めて4人。父は大学の教授で、兄は有名な国立大学1年生(藍子はこの時6年生)である。
プロフィール
容姿
紫の眼をしており、目つきはキリッとしたツリ目である。
人物
感情豊かで、好きなことに対しては積極的に行動する性格。
母親の化粧品をくすねてくるなど、年頃のませた一面もある。
ちなみに、藍子の性格や容姿は母親譲りである事が明かされている。(参考)
二葉には特別な感情を抱いており、生き物を触れないが、二葉と一番の友達になりたいという思いから釣りに参加するようになる。
一方、二葉に対する言動が奇行そのもので、以下の例を挙げると……。
- 二葉の作文が県のコンクールで入選し、全校集会で発表してほしいと言われたことを聞いただけで「急いでオーダーメイドの服を用意しなくちゃ!」と興奮し、直後に二葉がどうしようか迷ってると言うと「絶対ステージに上がらせないんだから!!」と態度を変え、アニメ版の追加シーンで数日後の全校集会で二葉が作文を読んだ際は、タイトルと名前を聞いただけで号泣している。
- 二葉が海凪ひより(ひよふた)と釣りに行く約束をしているところに居合わせた際は、焦るように自分も行くと食らいたりしている。
- メイン女性キャラクターほぼ全員で釣りキャンプに訪れた際は、吉永恋に二葉への特別な感情とそれによる戸惑いを打ち明けた後、楽しそうに釣りをする二葉を背後からスマホで連射撮影しまくる。
……などといった有様で、回を重ねるごとに二葉に対する言動が大胆になってきている。
あまりの異常さからクラスメイトの山崎から「大変なのはお前の頭だよ」と呆れられる。
二葉と違って他の人が仲良くしている所を見ても嫉妬心はそこまで抱かないか、ショックはある様子。そのため、二葉が自分より楽しそうにしてる様子を見てモヤモヤしている場面はあったが、恋からは「藍子ちゃんと一緒にいる方が楽しそうだよ」と「二葉ちゃんにとっては楽しいだけじゃなくて安心できる友達でもあるんじゃないかな」と諭されている。その後、面倒見のいい恋の事を「大人」として慕っているようだ(詳しい詳細は単行本未収録の第72話と第73話を読んで頂きたい)。
運動は得意だが、二葉と違って勉強は苦手。
男子は苦手なものの、二葉が再び男子と遊ぶようになってからは何だかんだ付き合っている。
また、『山ばかトリオ』の中では1・2年生の時に同じクラスで真面目な性格な山本が一番好きだと言ったりしている一方(ただし、最初の頃は名前はよく間違えていた)、山崎とは気が合わず犬猿の仲のようである。
かつて兄が中学受験をしていたことを思い出し、自分も兄と同じ道を進み、二葉と離れ離れになってしまうのか不安に思っていたが、両親からは普通の中学で大丈夫と言われ、受験以外の道を促され事なきを得た。
余談
上記の通り藍子は生き物に対して恐れているが、こういったキャラ付けは彼女だけな様子。
また、ひよりも虫に対しては恐れて怯えているが、うちのまいこ先生曰く「食べる生き物は平気」とのこと。ちなみにひよりの虫嫌いは過去のトラウマが原因である。
関連イラスト
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関係者
カップリング
ふたあい(ふたば×藍子)