海凪ひなた
みなぎひなた
海凪ひなた(みなぎ ひなた)とは、『スローループ』に登場するキャラクターである。
主人公・海凪ひよりの実の母親で、ひよりが小学6年生時に前夫・山川信也が癌で他界した後は一人で育ててきた。
物語開始時に海凪一誠と再婚し、義理の娘・海凪小春を含めて新しい家族を得た。
苗字は信也との結婚前は「深沢」、結婚後は「山川」になり、一誠との再婚後は今の「海凪」になった。
母・恵美子の台詞から、姉または妹がいることが明らかになっているが、現時点ではまだ登場していない。
ほんわかニコニコとして、おっとりとした女性。
実娘のひよりを含めて女性相手には「ちゃん」付けをしている。
信也が亡くなる前は昔はよく泣きながら怒っていたが、現在は常に笑っている事が多い。ただし、恵美子との会話では笑顔以外の感情を見せたりしている。
信也の入院以降は食事はスーパーの惣菜や外食が多く、恵美子が作りに来てくれることもあったが、再婚してからは小春と一緒に料理をすることが増えた。
…が、料理の腕は電子レンジをリアルで爆発させる程壊滅的。ひなた本人は料理好きで、実家に帰った際に弁当作りに挑戦したいと言うも、普段の彼女を知っている父・修にはドン引きされてしまっている。
また面白い物は何でも入れる癖があるようで、鍋を作る時に箱根みやげのとろろを入れようとしてひよりと一誠から止められる場面がある。
介護施設で働いており、一誠の引っ越しに伴って横須賀市にある施設に移った小春の母方のおばあちゃんの面倒を見ている。
吉永恋の母・玲子は娘が生まれる以前からの友人で、一誠を紹介したのは彼女である。
しかし、ひよりと同い年の娘がいるという共通点で相談に乗っているだけで、ひよりに気遣って当初は結婚する予定はなかった。
だが、恋の再婚話を聞いたひよりから後押しされて、再婚するに至った。
一誠とは結婚式を挙げておらず、結婚指輪は持っているが身に付けていない。
小春とは最初は不慣れな関係性であったが、共に料理をしていく事で打ち解けていくようになり、ショッピングセンターで買い物をした際のふとした瞬間に彼女からお母さんと呼ばれ、その後もこの呼び方を定着されることになった。
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スローループSSです。 うしなわれた過去を巡る、釣りと家族の物語。 2020/12/27初頒布となった、宵月ありすさん主催のスローループ合同誌『SLOW TRIP』に寄稿させていただいた2作品のうち1つのWeb再録となります。 原作を未読でご覧になっても問題はないかと思いますが、最低限原作21話(3巻ラスト)まで、可能であれば原作28話(4巻ラスト)までご覧になってからの閲覧を推奨します。 また本作は原作27話公開から28話公開までの間に書かれたSSとなっており、2022/2/15今日現在最新の原作42話を踏まえるならば本作に考察としての意味合いはなくなったと判断しています。原作を既読でご覧になる方がいらっしゃいましたらこの点にはご留意の上でどうぞ。 尚、寄稿させていただいたもう1作『友達の形』については、今日現在でも考察の意味を有しています。こちらを含め、当該合同誌に興味をもたれた方は宵月さんのBOOTHにてよろしくお願いします。 https://yoitukialice.booth.pm/items/2633603 海のように深い魅力を誇るスローループを、もっと読み解いてみたいと感じていただけるきっかけとなりますように。21,405文字pixiv小説作品