「僕はね、小春だけじゃなくてひよりちゃんの事も心配してるんだよ
…だからちゃんとお互いのことを気遣いながら 気をつけて行っておいで」
CV:川田紳司
概要
海凪一誠(みなぎ いっせい)とは、『スローループ』に登場するキャラクターである。
海凪小春の実の父親で、小春が幼少期の時に前妻・海凪裕子と息子・海凪夏樹が交通事故で亡くなった後は一人で育ててきた。
吉永恋の母・玲子によって山川ひなたを紹介され、物語開始時に彼女と再婚し、義理の娘・山川ひよりを含めて新しい家族を得た。
人物
大人しく、優しさを感じる男性だが、裕子と夏樹を亡くした経緯もあってか、少々過保護気味な所がある。
再婚前は残業が多く、小春を一人にさせることが多かった。
料理は苦手で、再婚前は小春が担当していた。しかし再婚後、ひなたとひよりもまた料理が苦手だったので、そのまま小春が担当している。
可愛い食べ物が大好きで、流行ると一人で行列が並べないと言い小春をよく連れ出していた。しかし、注文が届く時は必ず小春が先に置かれるので、そこは残念がる一面を見せている。
心配性であり、キャンプの際もテントに鍵が付いてないのを気にしていた程で、(小春がひよりと渓流釣りに行った際に熱を出した経験もあるが)子供だけの釣りキャンプに関して反対しており、小春はそれに拗ねてわがままを言いながら家出してしまった。
家出先の吉永恋と共に一緒に計画し、改めて説得した際には小春だけではなくひよりも強く説得し、釣りキャンプの許可を出した。また上記の台詞通り、父親として小春だけではなくひよりの事も心配していることを伝えている。
後に小春がわがままを言いながら家出をしたことは本当は嬉しく思っている事をひよりに伝え、そのきっかけになったひよりに改めてお礼を告げた(詳しい詳細は小春のネタバレ頃目を参照)。
幼い頃から小春を一人で育ててきたが、良い父親になれているのが不安を持っていたが、恋の父親・吉永良太からは男手一つで育ててきた事を凄く尊敬されていた。
ひなたとは再婚したが、結婚式を挙げておらず、ひなた同様結婚指輪は持っているが身に付けていない。
女所帯なのもあって娘達が親離れして女子だけで集まっていることに疎外感を感じたりもしている。
家族では小春とひよりをひなたの味方側になる事が多く、自分を悪者扱いされた際は実家に帰らせてもらうとわがままを言いながら家出をしてしまっている。
次話で和解回が描かれているが、現在単行本収録外の話なので省略する。ただ、一つ述べるとすれば、その行動は小春と全く同じ事をしているといえよう。
実際、小春の性格は彼譲りであり、うちのまいこ先生は彼を「可愛いおじさん」のように思って描いているようだ。
関連タグ
登場人物
海凪家族
関係者