概要
マジック・ザ・ギャザリング(MTG)に登場するクリーチャーの一種族。
目は無く、とがった顔とかぎ爪が特徴。
その昔、漫画『デュエルマスターズ』がMTGを題材としていた頃、主人公の切札勝舞が主力として使っていたクリーチャーでもある。
細かいことだが、スリバー・スライバーではない。
モグの童謡
スリヴァーはこわい。スリヴァーはずるい。スリヴァーに食われても、だぁれも泣いてはくれない。 ——— モグの童謡
スリヴァーの習性
真性社会性生物で、女王を中心として大群でコロニーを形成する。
自分の持つ能力を他の個体に分けあたえて共有するという性質があるため集団化するとどんどんパワーアップしていき、一旦暴走すると誰も止めることはできない。
一方でその集団性が仇となり、大事故に巻き込まれて一網打尽にされてしまう傾向がある。最初のスリヴァーは巣であったラースの要塞が移転した際に溶岩に突っ込んでしまったことで絶滅し、後の時代に復活したスリヴァーはミラーリの波動に引き寄せられていってしまい、ミラーリが大爆発した際の爆心地にいたせいで危うく絶滅しかかった。
ゲーム中でも、大半のスリヴァーは「全てのスリヴァーは○○を得る」「全てのスリヴァーは+x/+xの修正を受ける」といったように、自分の持つ能力や修整を他のスリヴァーと共有する能力を持っている。そのような性質上、計算の簡略化のために基本のパワーとタフネスが同じ数字となっている。
全色に存在し、コロニーの統率者である伝説のスリヴァーは5色カードとなっている。
スリヴァーを中心とした『スリヴァー・デッキ』が構築されるのは当然の流れであった。
研究
その昔ドミナリアに生息していたスリヴァーを、人間の力で現代によみがえらせることに成功。しかし、スリヴァーの女王を作り忘れていたことにより暴走、研究所を破壊、スリヴァー研究所のあった島全体は横行するスリヴァーによって支配されてしまう。
もう誰も、止めることはできない。
一時期、スリヴァーによる暴走を阻止する為、人工のロボットスリヴァーが生産、投入されたこともある。
ヴェンセールのスリヴァー。
攻撃
かぎ爪によるパンチ。空襲攻撃。側面攻撃。吸血。激情。奇声。吸収。筋力増強。耐久力増強。出産。のしかかり。回復。念力。催眠。休眠。火。再生。育児。自己犠牲…
新たなるスリヴァー
基本セット2014にて、ついにスリヴァーが基本セット入りすることとなった。
こちらはシャンダラーという次元のスリヴァーで、ドミナリアにいるスリヴァーとは異なり、人間に近い姿になっている。フレーバーを見る限り、スリヴァー全体が進化し人間に近い姿になったようだ。
能力面でも、過去のスリヴァーが場に出ているスリヴァーすべてに影響を与えていたのに対し、自分がコントロールするスリヴァーだけに影響を与える能力に変更されている。
関連イラスト
製品情報
関連タグ
スリヴァー に関係するタグがありましたら、紹介してください。
スリ スリヴァーの女王 スリヴァーの首領 スリヴァー軍団 スリヴァートークン 巣石 ヴェンセールのスリヴァー プレミアムデッキシリーズ・スリヴァー 時のらせん 激浪計画 スリヴァー研究所 部族
(能力を輸入され、そちらでは『サバイバー』と呼ばれる。なお、サバイバーは部族ではない)
レギオン 外見や生態がそっくり
カオスレギオン こちらも