概要
所属 | デスメタル帝国 |
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ゾイド | ガブリゲーター |
cv:奈良徹
青白い肌と猫背体型が逆立った髪が特徴的でガブリゲーターを駆使するデスメタル帝国のデスメタル四天王の一人で通称「狡猾のキャビア」。
アラシから狡猾を豚骨(ドレイクと比べると無理やり感があるが)と間違われ、その髪型から「ホウキ頭」と言われている。(髪型に関しては部下からもそう思われていた模様)
都市のひとつ「カンゴク」を恐怖政治で支配する。また、カンゴクの支部的存在であるゾイド開発研究施設の最高責任者でもある。どこかおどけたような口調で話すが今までに9999人を消し去ってきたと豪語し、部下すら容赦なく始末する等、本性は冷酷な性格。その方法は相手を地下に落とし、そこに待機させているガブリゲーターに食い殺させるという何ともエグいものでその行為を「ガブる」と表現する。そのような経歴故か人やゾイドの命が奪われることを何とも思っていないどころか、アラシ達が捕らえられたことを知ると「早くガブりたい」と呟いており、命を奪うことそのものを楽しんでいるかの様な節すら見受けられる。
また狡猾に相応しく言葉を巧みに利用し、罠仕掛けるなど卑怯な戦法を得意とし、処刑1万人目にオニギリを選び、助ける代わりに複製デスメタルキー開発の手伝いを要求する(実際はゾイド救出の作戦に利用されたが)など人の弱みに付け込む行為を平然とする。
他方で割と神経質な部分もあり、開発研究施設の一つである「ロウヤ」がアラシ達に壊された際には、それより前に彼の相棒であるワイルドライガーの捕獲に失敗したドレイクにわざわざ電話をかけてまで苦情を言っていた。
一方、就寝時には普段は箒のように逆立っている髪を下ろして目を「3」のような形にし、相棒と同じワニの抱き枕を抱いているという何ともコミカルな姿を見せる。
尚このワニの抱き枕は「ワニちゃん」と設定になっている。(参照)
戦闘では、真正面から戦うようなことはほとんどせず、改心したり正々堂々戦おうとするふりをして相手が油断したところを罠で攻撃するという二つ名に恥じない卑劣な物であり、アラシとの戦いでもそれを遺憾なく発揮して相手を苦しめたが、そのせいで逆に手の内を読まれてしまい、キングオブクローで撃破された挙句、ライガーが意図せず(それともワザと?)して発動させた罠によって、空の彼方に吹っ飛ばされた。