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概要

1997年8月にデビュー。通称L/Cカー

ロングシートクロスシートの両方に対応できるデュアルシートを本格採用した。

第38回(1998年度)鉄道友の会ローレル賞受賞。

諸元

編成6両(奈良・大阪線)・4両(名古屋線)
営業最高速度110km/h(大阪線・名古屋線)、105km/h(奈良線)、106km/h(阪神線)
減速度4.0 km/h/s(常用)、4.5km/h/s(非常)
主電動機MB-5035B(三菱電機製、165kW)
制御装置MAP-174-15VD27(三菱電機製GTO-VVVF、1C4M)
補助電源装置INV094(東芝製SIV)またはNC-FAT(三菱電機製SIV)
空気圧縮機HS-10またはC-1000LA
駆動方式WNドライブ
歯車比5.73
ブレーキ電磁直通ブレーキ(回生・保安ブレーキ付)
台車積層ゴムブッシュ式片側軸箱支持式ボルスタレス台車(近畿車輌製KD-306・KD-306A)

運用

奈良・京都線

電算記号DH。西大寺検車区に6連5本(5801F~5805F)が所属。

5820系9820系1026系VH編成と共通運用で、阪神線(大阪難波~神戸三宮)への直通運転も行う。

京都橿原・天理線では貸切を除く全列車がロングシートで運用される。

5802編成は2014年4月からデボ1形の復刻塗装で運用されている。

大阪線

電算記号DF。高安検車区に6両編成2本(5811F・5813F)が所属。

5820系と共通運用。ラッシュ時は他形式併結の8連・10連運用もある。

基本は大阪線系統での限定運用だが、混乱時に名古屋線に入線することもある。

検査時の代走は2610系または2800系AX17編成に2連車を併結して行う。

名古屋線

電算記号DG。富吉検車区に4両編成1本(5812F。当形式唯一の4連車)が所属。

2610系・2800系L/C改造車、1400系FC07編成、1200&2430系(混結)FC92・93編成と共通運用。

他形式の2連車と併結した6連で名古屋~鳥羽間の急行を中心に運用される。

検査時の代走は2610系などのロングシート車が行う。

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5800系の編集履歴2018/09/25 14:20:01 版