アルゴナウタイ

あるごなうたい

アルゴー号に集ったギリシア神話の英雄たちの総称。

概要

アルゴー号に集ったギリシア神話の英雄たちの総称。または、その一連の挿話を指すこともある。

ギリシア神話の「ドリームチーム」ともいえる。

アルゴナウタイは複数形で、「アルゴーの船員」を意味するアルゴナウテスが単数形である。ラテン語では、アルゴナウタエ。英名はアルゴノーツ。

アルゴー号(アルゴー船)の誕生のきっかけは、時代設定はトロイア戦争の前。テッサリアのイオルコスの王子・イアソンは、父から王位を奪ったペリアスに王位の返還を求めるが、コルキスにあるという黄金の羊の毛皮を要求される。女神アテナの助言を受けて、プリクソスの子で船大工のアルゴスに50の櫂を持つ巨船を建造させ、船名をアルゴスの名から「アルゴー」（「快速」という意味）とした。イアソンが船員を募ると、ギリシア中から勇者たちが集まった。

アルゴー号の乗組員の総数は、資料によってまちまちであるが、50人以上がいるとされ、どの人員も高名な英雄や、神と血縁関係にある存在で構成されている。

ちなみにイアソン本人や、イアソンの妻になったコルキスの王女・メディアは、基本的には頭数に入れない。

乗組員

ヘラクレス

オルフェウス

テセウス

カイネウス

アタランテ

参考リンク

Wikipedia「アルゴナウタイ」