ガシャポンとは、株式会社バンダイの登録商標であり、バンダイのカプセルトイ玩具商品及びその販売方法である。
概要
バンダイは1977年よりこのような商品の取り扱いを始めた。
当初は小学生低学年程度を対象とした商品がメインであったものの、後に版権を生かした商品を発売するに当たり、人気を博す。
その後、94年にはHGシリーズを発売、価格に対する出来の良さによりさらに広まったといえる。
代表的な物はSDガンダムシリーズ、キン消しなど。最近では妖怪ウォッチの妖怪メダル、プリキュア、アイカツ!等の女児向け作品もガシャポンでリリースされている。
ただし、出てくる商品はベンダー機内に乱雑に詰められた物の中で、一番落とし口に近いものから順に排出されるという性質上、必ずしも今自分がほしいと思っている品物が出るとは限らない。このため基本的に商品の入手に関してはギャンブル性が強く、そのシリーズの商品を全部揃えようとすると予想以上の出費を要する場合も少なくない。
余談
なお、タカラトミー系列の場合、「ガチャ」となる。
近頃はソーシャルゲームやネットゲームにおけるキャラクターおよびアイテムの入手システムにはそういったランダム性のルーチンを基礎として組み込んでいるものが多く、このことからそんなランダム型の対象入手システムを「ガチャ」と呼称することが一般的になっている。
ダンボール戦機Wではゲーム中に「ガシャポン」が実際に存在し、登場させる際にバンダイから事前の許可を得ている(エンディングにて、実際にクレジットされている)。