ナックラビー

なっくらびー

ヨーロッパの伝説に登場する異形の妖精・水棲馬(ウォーターホース)の一種。

概要

ナックラビー（Nuckelavee）スコットランドのオークニー諸島に伝わる水妖（フーワ）の一種であるが、他の地域の伝承のものより異形の姿である。ナックラヴィー、ナックラヴィともいわれる。

海中に棲み、不作や流行り病、干ばつを引き起こすと言われケルト人には恐れられていた。

全体的な印象はケンタウロスに似るが、頭には藁のロープが玉になって巻かれ1メートルほどの幅があり、重さのあまり前後に揺れている。

顔は豚の様な鼻づらで、煮立った薬缶の蒸気のような息を吐き出す鯨の様な大きな口と、燃えた石炭の様に真っ赤な大きな一つ目を持つ。

前足には肉厚のひれを持ち、大男の様な上半身の腕は地面に付くほど長い。

一番の特徴は全身に皮膚が無いことで、白い筋肉がよれて動く様子や黄色い血管に黒い血が流れるのがよく見えるという。

口から作物をしおれさせる毒の息をはくが、剥きだしの身体に淡水を掛けられるのが苦手で、海藻を燃やした煙も嫌うが、怒らせるとモータシーン（Mortasheen）という馬の不治の病を流行らせる。

巨人のゾンビとして登場。

獣系モンスターとして登場。

団長アーサーのサポート妖精。水兵の様な服を着ている少女姿で腰には浮き輪がついている。

イモータル・ニンジャ・ワークショップのゾンビー・ニンジャ13号。触れたものを腐敗させるハカバ・ハンドの使い手。

青/赤のクリーチャー/ビースト。

グリム童話をモチーフにしたサスペンス海外ドラマ。シーズン2第4話「QUILL/感染」で初登場。馬を思わせる顔立ちをした探索能力に優れたヴェッセン。

水掻きと骸骨頭を持つケンタウロス。

剣を持ったナックラヴィーとして登場。ちびや魔者は人型だが、魔獣になると下半身が4足獣になる。

単眼の半魚人のようなケンタウロス。

青い身体に赤い髪を持つブタ鼻のドラゴン。農作物が好物。

筋肉の筋を思わせる赤い鎧を来た女性で、自身が毒息を吐くことを気にしている。

日本で昭和時代に創作されたイギリスの妖怪モズマ（内蔵魔）の元ネタであるといわれている。

pixivでは伝承のとおりに描写したイラストの多く（海外絵師のNuckelavee含む）がグロテスクなためR-18Gとなり、百科事典では見れないものも多い。

創作に登場するものはその点はアレンジされ回避されている。