概要
ゾロアスター教の伝承に登場する女悪魔で、流星に乗って地上に訪れ様々な凶事を起こす。その数は流れ星の数と同じくらい多いといわれている。
雨を遮るといわれ降雨を司る善神ティシュトリヤと敵対する。
後代になると、魔女や女占い師、娼婦をのことを指す言葉になった。
その中でも凶年という意味の「ドゥズヤールヤー」、英雄クルサースパを誘惑した「クナンサティー」、「ムーシュ」という固有名を持つ三者が伝わっている。
創作での扱い
流星の力を持つ女悪魔や魔女と解釈される。上記の固有名で登場する場合もある。
- 女神転生シリーズ
初出はゾロアスター教のダエーワが多数登場した『女神異聞録ペルソナ』。種族は”夜魔”で青緑黄に髪が輝く上半身のみの女の姿で登場。
『ペルソナ2』ではアルカナMOONで頭髪が翼になり(※メイン画像)、敵悪魔としてだけではなく、「罪」のスマイル平坂のボス「転生戦士イシュキック」の守護天使として登場した。
なお、主要人物の天野舞耶もMOONと相性が良いために、レベル的に同ボス戦闘時に降魔していることが多かった。
隕石に乗った魔女として攻撃用に召喚された。
- ジェネシス・ガーデン
- 時空の海のヒストリカ
魔女クナンサティーが登場。