概要
大学院にて博士課程を修了した者の取得する学位。英語でドクターと呼ばれることも多いが、医師と紛らわしいためラテン語「Philosophiae Doctor」の略でPh.D.とも言われる。直訳すると「哲学博士」の意味だが、ここでいう哲学とは学問全般のことを指している。ちなみに敬称は医師同様Dr.になり、日本語でも「◯◯博士」と呼ばれることが可能である。
学位としては最もランクが高く、取得にあたっては日夜研究漬けの日々を送りながら成果を出し、論文を出して大学や学会から一定の評価を受けることが必要。大学や研究所で学問研究の職を得るにはほぼ必須といえるが、一方で社会に出るのが最短でも27歳になるので、民間企業への就職には不利にはたらくことも多いとされる。