データ
学校 | 峰ヶ原高校 |
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学年 | 2年生 |
身長 | 155cm |
誕生日 | 10月23日 |
CV | 種﨑敦美 |
概要
主人公梓川咲太の数少ない友人の1人。峰ヶ原高校唯一の科学部員。登場自体は1巻から。
科学部なだけあって科学事象には詳しく、不可思議な現象である思春期症候群に対しても科学的にある程度の説明を付けれるため、思春期症候群に合った咲太が真っ先に相談する相手。実際、彼女が居なければ解決しなかったものが殆ど。ただ、本人は思春期症候群には否定的。
中学生の頃から女子的な部分の成長が早かったため、そんな自分の体を男子の話のネタにされていたのを聞いて以来コンプレックスとしている(男子の目も苦手になってしまった)。
その為、高校からはボディラインを隠すために、制服の上から白衣を着ている。しかしそれが原因で変人と思われてしまい周囲から孤立している。
常に冷静沈着で、一定の調子で話す。
ただ、下記の恋愛事情に触れられたりすると取り乱すこともある。
国見佑真に恋をしているが、佑真が上里沙希と付き合っていることも理解しており、心の内に留めている(と本人は思っている)。
家は本鵠沼駅から歩いて5分の住宅街にある一戸建ての豪邸。
父親は医師で、母親はアパレルショップの社長。
どちらも仕事が忙しく一年の半分くらいは家に帰らないため、ほぼ一人暮らしをしている。
劇中の動向(ネタバレ注意)
•1巻(バニーガール先輩)
咲太に桜島麻衣の思春期症候群を相談され、シュレディンガーの猫の話を例に挙げて解決を促す。
その後原因を突き止め、麻衣については学校こそが猫を入れた箱だと咲太に説明し、解決法のメモを渡す。
また、「国見のこと、大丈夫か?」と咲太に聞かれた際は、「もう慣れたから」と返答している。
•2巻(プチデビル後輩)
今度は時間がループして明日にならないという件を相談され、ラプラスの悪魔の話を挙げてループに囚われない方がいいと忠告する。
また、たまたま会った国見と話をしている時にやってきた咲太が気を使って出て行こうとした時には「変な気を使うな」と珍しく取り乱した。
その後、古賀朋絵との良くない噂を流されたと聞いた咲太が「運動部で鍛えてる上に、自分よりデカい奴に勝つ方法はないか」と聞いた際には「頭を使えば勝てるんじゃない?」とアドバイスした。
•3巻(ロジカルウィッチ)
ヒロイン巻。
作中の7月30日にドッペルゲンガーの思春期症候群を引き起こす。
8月2日に家電量販店で咲太に牧之原翔子と会ったことを話される。
その晩、バイト帰りの咲太と咲太に会いに来ていた麻衣にネットカフェに入っていった所を見られ、追いかけた2人がその時かけた電話に出た理央とカフェにいる理央が違うことに気づき思春期症候群を発祥していたことがバレてしまう。
その後、カフェにいた方の理央は咲太の家に泊まることになる。
翌日、もう一方の理央は学校にいると読んで会いに来た咲太に、佑真を好きになった理由と分裂の原因は両方とも心当たりはあると話す。
その後、咲太は沙希から裏アカウントの存在を知り、帰宅した後それを察した理央は原因を話した。
原因は、夏休み前に作成したSNSアカウントで、何を書けばいいか分からず、本人曰く「一種の自傷行為」と自分のエロい自撮りを投稿したこと。
それを続けた結果、簡潔に言えば「誰かに構って欲しい理央」と「その為の手段が許せない理央」に分裂したのである。
また、両者共「私は私が嫌いなんだよ」と発言しており、それも起因していると思われる。
「構って欲しい理央」はその後もSNSの投稿を続けたが、ある日近くに住んでいるという変質者に目を付けられたため怖くなり、咲太に頼んでアカウントを削除してもらった。
落ち着かなくなってしまった理央は咲太を家に入れ、泊まってもらうことに。
そこで理央は暴露する。
咲太と佑真が居なくなってまた1人になるのが怖かったこと、高校に入って学校に行くのが少しだけ楽しくなっていたこと、佑真にも咲太にも彼女ができて構ってくれなくなってしまうんじゃないかということ。
それを聞いた咲太は夜中にも関わらず佑真を呼び出し、佑真も呼び出しに応じる。
それを見た「構って欲しい理央」は非常識だと言いつつ、1人じゃないことを再確認したのだった...
その後帰宅した咲太は「手段が許せない理央」に理央のスマホを手渡し、SNSにはもう投稿しないだろうと告げる。
しかし、「手段が許せない理央」は直前に撮った咲太、佑真、もう1人の自分の写真を見てしまい、自分が消えれば全て解決すると考え咲太の家消えてしまう。
咲太は何とか探し出し、他愛もない話をするが、理央は自分が消えればいいと応じない。
そんな理央に咲太は手を伸ばそうと言葉をかける。
しかし、そこで咲太は熱中症で倒れてしまう。
結果的に理央は救急車を呼んで咲太を助け、着いた病院で咲太に「自分なんて嫌いでいいんだよ」と諭され、自分と向き合うために自分に電話をかけ、思春期症候群を解消したのだった。