データ
概要
主人公・梓川咲太の数少ない友人の1人。峰ヶ原高校唯一の科学部員。
登場自体は1巻からだが、3巻『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』ではヒロインを務める。
人物像
常に冷静沈着で、一定の調子で話す理系女子。
ただ、恋愛事情に触れられたりすると取り乱すこともある。
科学部なだけあって科学事象には詳しく、不可思議な現象である思春期症候群に対しても科学的にある程度の説明を付けられるため、思春期症候群に合った咲太が真っ先に相談する相手。実際、彼女のおかげで解決の糸口を見いだせた事も多い。ただ、本人は思春期症候群には否定的で、騒動に巻き込まれることにウンザリしている。
家は本鵠沼駅から歩いて5分の住宅街にある一戸建ての豪邸。
父親は医師で、母親はアパレルショップの社長だが、どちらも仕事が忙しく一年の半分くらいは家に帰らないため、ほぼ一人暮らしをしている。
中学生の頃から女子的な部分の成長が早かったため、そんな自分の体を男子の話のネタにされていたのを聞いて以来コンプレックスとしている(男子の目も苦手になってしまった)。
その為、高校からはボディラインを隠すために、制服の上から白衣を着ている。しかしそれが原因で変人と思われてしまい周囲から孤立している。
国見佑真に恋をしているが、佑真が上里沙希と付き合っていることも理解しており、心の内に留めている(と本人は思っている)。
夏休みにドッペルゲンガーの思春期症候群を引き起こし、居場所を無くして彷徨っていた片方が咲太のアパートへ居候する。
咲太は学校へ通っているもう一方の彼女へ根気よく接触し続けた事で、「1人になるのが怖かったこと」という不安を聞き出し、佑真を深夜に唐突に呼び出し、友達を続ける事を行動で示す。
所が、その後居候している方の彼女が失踪したが、咲太から「自分なんて嫌いでいいんだよ」と諭された事でもう一人の自分と向き合うために自分に電話をかけ、思春期症候群を解消する。
大学進学に伴い咲太達とは学校が変わってしまったが、咲太とは同じ塾で講師のアルバイトをしている。
交友関係
同級生で友人。知り合ったきっかけは病院送り事件のせいで居場所がなかった咲太が物理準備室に逃げ込んだ際たまたま理央がいた為。
「青春ブタ野郎」と度々罵っているが、友人として大切に思っている。
片思いしている友人。普通に接しているが内心は複雑。理央はたまに彼の所属するバスケ部の試合を観戦している。
恋愛感情を持った理由は移動販売のパンを買いそびれた際に佑真からチョココロネを貰ったから(その時、それとは別にとある事情で落ち込んでいたためもある)。ちなみに理央は気づいていなかったが佑真は薄々理央からの恋愛感情には気づいていた。しかし「どう返せばいいかわからない」と気づいていないふりをしていた。
3巻でお互いに思いを伝えて普通の友達関係に戻った。
友人の恋人その1。3巻で思春期症候群の話を聞いたり一時的に同居していたためか仲は良好。
連絡先を交換しており、咲太が浮気を疑われるような事をした際には密告する事もある。
友人の妹。極度の人見知りだが3巻で一時的に同居した際すぐに打ち解けた。
また、咲太から花楓のことも相談されたようでその複雑な事情も知っている。
友人の初恋の人(?)。咲太から翔子さんの話は聞いていたが、実在を疑っていた。
翔子ちゃんの方とは3巻で居候していた際に勉強を見ている。