不死鳥の方はフェニックスへ。
概要
不死鳥とされた神聖なフェニックスも後のヨーロッパでは、ソロモン72柱の魔神の1柱とされ、グリモワールにも記載され、悪魔になった。序列37番の大いなる侯爵とされる。
不死鳥のフェニックスと区別して悪魔のほうのフェニックスをフェネクスと呼んだ。
唯一神教であるヘブライ教は過去に信仰されていた異教の神を悪魔として扱う流れで、信仰を受けていたフェニックスを悪魔化したものと言われている。その一方でキリスト教徒はこの鳥を再生のシンボルともみなし、教会などの装飾に用いたりもしている。
フェネクスは詩作に優れており、話す言葉も自然に詩になるが、人間の姿を取った時は、耳を塞ぎたくなるほど聞き苦しい声で喋るという。
創作でのフェネクス
『アルカナハート』のフェネクス
犬若あかねの契約アルカナ。姿は伝承通り巨大な鳥。
音を司るアルカナで、彼女の歌声に惚れ込み力を貸している。
『機動戦士ガンダムUC』のユニコーンガンダム3号機フェネクス
『機動戦士ガンダムUC』の主な舞台となる宇宙世紀0096年以前の、宇宙世紀0095年12月3日。「袖付き」の新型ニュータイプ専用機「リバウ」との交戦にて本機が運用された際の物語を描く、「ガンダムフロント東京」内の「DOME-G」にて2013年8月3日より公開された映像作品『機動戦士ガンダムUC One of Seventy Two』に登場。詳細はこちらへ。
『機動戦士ガンダムNT』のフェネクス
小説およびUC-MSVにしか登場していなかったユニコーンガンダム3号機が、劇場公開アニメ化にあたって、宇宙世紀の“正史(アニメ展開)”に対して辻褄が合うよう、設定の改変を受けたバージョン。
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