「不器用ですまん...」
CV:岡林史泰
概要
イグニスの1体。
スペクターのデータを基に作られたイグニスであり、属性は地。
サイバース世界への襲撃の際に行方をくらまし、一面の荒野のような外観の「地のワールド」を構築して新生LINK VRAINSに潜んでいたが、Aiが匿名掲示板で自演行為を行っている際に、「地のイグニス」というハンドルネームを名乗ってPlaymakerとの接触を求めてきた(かなりリスクのある行為であり、当然SOLテクノロジーにバレたものの、ド直球なハンドルネーム故にスルーされた)。
人物
全身はオレンジがベースとなっていて、他のイグニスと比べて屈強な体型が特徴、眼の色は青。
一人称は「私」。
真面目だが不器用な性格をしており、本人も自覚がある。
アースという名前はAiが便宜上名付けたものだが、「合理的だ」と気に入った模様。
水のイグニス(アースが「アクア」と命名)に一途な恋心を抱いている。
使用デッキ
地属性・サイバース族のテーマである「Gゴーレム」を使用する。
アクアから託されたカード《Gゴーレム・クリスタルハート》を中心にモンスターを展開し、「クリスタルハート」を徹底的に守り抜く防御主体のプレイングが特徴。
そのデュエルスタイルはパートナーであるスペクターのものに近い。
エースモンスター*
- Gゴーレム・インヴァリッド・ドルメン
リンク3のGゴーレム。
攻撃を自身に誘導する効果と、破壊時に相手フィールド上のモンスターの効果を無効にする効果を持つ。
- Gゴーレム・クリスタルハート
リンク2のGゴーレムで、アクアから託されたカード。
自身のリンク先に墓地からGゴーレムを特殊召喚する効果と、そのモンスターを強化し、一定条件下で連続攻撃を付与する効果を持つ。
アースの戦術の要となるモンスター。
使用スキル
- ロック・ユー
自分フィールド上の地属性モンスターが相手モンスターを戦闘で破壊した時に発動。破壊したモンスターのレベル1つにつき、100ポイントのダメージを与える。破壊したモンスターのレベルによる効果なので、レベルを持たないエクシーズモンスターやリンクモンスターでは発動しないものと思われる。
関連タグ
以下第74話以降のネタバレ
新生LINK VRAINSにてアクア捜索を行っている最中、奇妙な箇所を発見、そこに囚われていたアクアを救出し、アクアからサイバース世界崩壊の真相を告げられる。
ライトニング達に対し怒りを燃やすものの、その直後にSOLテクノロジーのバウンティハンターの襲撃を受ける。
アースは、アクアを逃がし、自ら足止め役となるのだが…。
以下第75話のネタバレ
追手として現れた鬼塚豪は脳にインプラントチップを埋め込むことで、文字通りAIと一体化した存在と化し、圧倒的なデュエルタクティクスを手に入れていた。
スキル「ロック・ユー」の効果で彼を倒すことが出来たと思われたが、鬼塚はスキル「アンチスキル」を使用、アースのスキルを無効化する。
その後、奮戦虚しく、鬼塚の猛攻により「クリスタルハート」を破壊された上でアースは敗北、身柄を拘束されてしまう、そして…。
最期
「やめてくれ、私には意志がある!私は、生きているのだ!」
SOLテクノロジーに囚われたアースは、イグニスのデータ解析のために解体され始める。
その際に、上記の悲痛な台詞を発するのだが、それが聞き入れられることはなく…。
「記憶が、消える、ああ、君の名前も、君の顔も、思い出せない…。」
最終的には愛する存在の名前も姿も忘れ、アースは完全に分解され消滅してしまった。
アース消滅の際、イグニスとパートナーの間に発生する干渉によるものか、あるいは自身の半身といえる存在を失ったが故か、スペクターの目からは一筋の涙が流れていた…。
鴻上了見曰く、SOLテクノロジー社はイグニスアルゴリズムを理解していない為復元は絶望的とのこと・・・。