モチーフ元については岸波(駆逐艦)を参照。
図鑑データ
「夕雲型駆逐艦、その十五番艦、岸波です。貴方が提督? そう。いいけど。岸波、第三一駆逐隊に着任します。」
概要
2018年9月9日未明より開始された、『抜錨!連合艦隊、西へ!』にてドロップ限定艦で実装された夕雲型15番艦。同イベントで実装された唯一の「完全な日本艦」でもある(このイベントで実装された日本艦は他に神鷹もいるが、そちらはドイツ生まれ)。
過去に実装されていた夕雲型は全艦ドロップ限定での実装で彼女もその例に漏れず、E2及びE3でのドロップ入手の報告があがっている。
ちなみにE2の輸送ゲージボスマスへは戦力ゲージボスへのルートを開放すると道中1戦で到着出来る。しかし当該マスでのドロップは「難易度:甲」限定でかつ1%強程度のドロップ率しかない。道中・ボスとも厳しいがE3の第3戦力ゲージボスマスでは甲難易度でS勝利なら5~6%の比較的高い確率でドロップが望めた。
容姿
ウェーブのかかった、ダークオートミールのショートヘアと黄土色の目を持つ。同じ夕雲型で、かつ鬼頭氏が演じた風雲と同じく、胸は控えめ。
また、大破すると青系のスポーツ下着があらわになる。
イベント終了に伴うアップデートにあわせて早くも【秋刀魚mode】!が実装(高波以降の夕雲型の定番である)
後述する通り、事ある毎にF作業にふれる彼女らしく、釣竿を納めたバックを背負っている。しかしF作業よりも秋刀魚の方にご執心の様子。
2018年12月7日のアップデートで上記の【秋刀魚mode】は終了となったが入れ替わりで今度は【Xmas】modeが実装された。
なお彼女が実装されたのが2018年9月9日で初秋イベント終了の10月10日以降ずっと【秋刀魚mode】で過ごしていたのだが続いて【Xmas】modeと実装されて日が浅いとはいえ通常グラフィックでいた期間の方が短くなるという逆転現象が発生してしまっている。(同様の現象は同イベントの後段で実装されたゴトランドにもおきている)
性格
一人称は「岸波」または「私」。二人称は「貴方」
ふわっとした見た目に反して、性格はクールで真面目。
普段は控えめな方だが、戦闘では軍艦らしく勇猛果敢に立ち向かい、被弾してもガッツを見せるなど熱いところもある。
本来は面倒見がよく世話焼きな質であるようで、そういった姿は時報で見ることができる。
ちなみにF作業を趣味としているのか、暇があればせっせと勤しみ、本格的なF作業スタイルを披露する曙には畏敬の念を向けている。またF作業の成果は自身の料理として振る舞っている様子。
またお茶が好きなようで、機会があれば積極的に淹れ、マイ茶葉なんてものも用意している。
一緒に隊を組んでいた沖波を「沖姉」、朝霜を「朝ちゃん」と呼んで仲良くしている。
提督に対しては最初は態度が硬く、どこか距離を取っているような素振りを見せる。
だが改になると大分と態度が柔らかくなり、積極的に関わろうとしてくるなど、今までより急に距離が縮まったように思わせる。
そのためか改になって実装される時報でも提督に世話を焼きっぱなしで、未明の数時間はお茶を提督に勧め、朝食は焼き魚、昼はおむすび、夜はバラちらしを振る舞ってくれる。
改になると母港クリック時に何やら問題を抱えているような仕草をし、放置時は特定の誰かに声をかけてもらうことを期待していたり、時報では深夜に提督と二人っきりの時に体温が上がり、お茶を所望されれば喜びおかわりを遠慮されると意気消沈。さらには食事時に自分の手料理をたくさん食べてくれる提督には常よりもハイテンションになってしまうなど、なにやら思わせぶりな態度が散見される。
性能
おおよそ夕雲型の例にもれず総じて(駆逐艦娘の中では)高いレベルでまとまっている。
改装Lvは35で、「一三号電探改」「九三式聴音機」「九五式爆雷」を持参する。
特に対潜値の伸びが高く、夕雲型でも朝霜改(79/Lv.99)、夕雲改二(77/Lv.99)に次いで72(Lv.99時点)となる。同じ甲型(陽炎型)では黒潮改二・浜風乙改に並ぶ値である。
余談
イベント開始直後の2018年9月10日発売となる「コンプティーク2018年10月号」の表紙に他の姉妹と共に登場する事が事前に決まっており、運営電文においてもどの艦型かはぼかした形で案内もされていたのだが、その直後にまさかのAmazonの商品ページで盛大にネタばれしてしまい、表紙に一緒に映っていた姉妹達から早々に身元が特定されてしまっていた。
もっともその表紙に写っていた「岸波」をみた多くの提督達は是が非でもお迎えするという並々ならぬ決意を抱かせる形となり、結果的にではあるがネタばれがファインプレーの形となった模様。
図鑑で触れている「岩波」だが該当する駆逐艦は日本海軍には存在していなかった。では何故その名を出しているのかというと、「イワナミ」が駆逐艦版「ヒラヌマ」だからである。
岸波を撃沈したガトー級潜水艦「フラッシャー(SS-249)」の報告書に戦後になって唐突に駆逐艦「イワナミ」の名前が出現するのだが、戦時中の報告では撃沈した駆逐艦は「岸波」1隻しか報告が上がっていない。この「イワナミ」のトン数は2,100トンとされ、これを含め「フラッシャー」の総撃沈トン数100,231トンになり総撃沈トン数が10万を超えたとして「フラッシャー」は多くの勲章を受章するが、この架空の駆逐艦のトン数が無いとギリギリ10万に届かない。その為戦果の水増しの為にいかにも日本海軍がつかっていそうな名前の駆逐艦をでっち上げて報告した可能性がある。
「ヒラヌマ」の記事にも記載があるので合わせてを読んでもらうとわかり易い。
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※浜波は放棄後書類上朝霜と入れ替わりで編入