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クロスボーン・ガンダムX1フルアーマーの編集履歴

2018-12-20 04:38:20 バージョン

クロスボーン・ガンダムX1フルアーマー

くろすぼーんがんだむえっくすわんふるあーまー

クロスボーンガンダムX1フルアーマーとは、2002年に発表された同人誌『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝3』に登場するモビルスーツ。 劇中では「クロスボーンガンダム フル・アーマー」と呼称される。 一部の模型誌で出自をぼかして作例が掲載されたこともあるが、基本的には長谷川裕一氏の個人誌でのみ登場した「非公式」装備である。

概要

同人誌『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝3』における最終決戦でトビア・アロナクスが使用した”「F」装備”ことクロスボーンガンダムX1の特殊兵装。


両肩に搭載されたジェネレーターでサーベル兼ビーム砲のムラマサ・ハイバスターやIフィールドをはじめとした多彩な追加武装を使用する。

なお、この装備はサナリィの正規品ではなく、木星戦役後にメカニックへ転向したウモン・サモンらが制作した寄せ集め装備のようである。


本来は敵中突破を行う際にクロスボーンガンダム本体を消耗させないことをコンセプトとした使い捨て前提の装備なのだが、『大外伝1』でダイ・ソードと戦った際に断線した回路を最終決戦に間に合わせるべくアーマーの回路で代用する応急処置が精一杯な状態での出撃となったため、使い捨てどころかアーマーが損傷すると戦闘不能になるという元々のコンセプトとは真逆な極限状態での運用となってしまっている。

…貧乏暇なしなクロスボーン・バンガードにとっては、本来の使い捨てコンセプトを発揮されても懐事情的に悩ましいところだが。


ちなみに本作は宇宙世紀を凌駕する超未来文明や魔法といったチートじみたテクノロジーが跋扈している世界観であり、実際トビア自身が「神」への有効な火力がないことを認識していることを考えると、クロスボーンガンダムが万全な状態であっても大差ない状況であったとも言える。


とはいえ、機体性能で後れをとりつつも、ほぼ一騎打ちの状況でダイ・ソードを破り、次元移動を駆使する「神」の動きを仲間のなかで唯一捉えるなど、トビアのニュータイプ能力が勝負を決める重要なファクターになっており、劇中においてガンダムワールドが軽視されているわけではない。


武装

ムラマサ・ハイバスター

パイルバンカー(シールド内蔵:使用限界20発)

パイルバンカー(両膝)

増設バルカン砲(頭部および胸部)

Iフィールド(フロントアーマー)

プロペラントタンク


上記の装備はフルアーマー装備で追加されたもの。

クロスボーンガンダムX1固有の装備・性能については「クロスボーンガンダム」の項目を参照。


余談

『大外伝3』のあとがきによれば、フルアーマーとX4のどちらがいいか色々考えたそうだが、ガンダムらしさと長谷川裕一先生の好みでフルアーマーに決まったそうである。

また、ストーリー的に「傷つくと止まる」設定なためにフルアーマーのコンセプトを生かし切れなかったことは少々残念とも書かれている。


また、本作におけるトビアはある事情で「神」に従う敵役となっていたり、物腰がややワイルドだったりと、後に描かれた『スカルハート』『鋼鉄の7人』とは多少イメージが異なる描かれ方をしている。

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