誕生日:2/22
身長:172cm
好きなもの:カレー
個性:滑走
概要
『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』の主人公。無資格でヒーロー活動を行う「ヴィジランテ(自警団)」。
かつてはヒーローを目指していたが、ヒーロー科高校の入試を受けることができず、普通の大学生をやっている。一方、自由に「個性」を使うことができないことを含めた日常生活のストレス発散のため、趣味で「個性」を使った人助けを行い、「親切マン」と呼ばれていた。
ゴロツキからナックルダスターに助けられた際、強引に巻き込まれる形でヴィジランテ活動を始める。ナックルダスターの奨めで新たに「ザ・クロウラー」を名乗るが、街の人々には専ら「苦労マン」と呼ばれている。
また、「俺は~~男! ザ・クロウラー!」という、東映スパイダーマン風の名乗り上げを行う。
基本的には気弱で温厚だが、人のピンチには咄嗟に体が動く性格。一方、敵(ヴィラン)やゴロツキ、犯罪者などのいわゆる「悪」に対して憎しみをぶつけることはなく、むしろ同情的であることが多い。
この点は、「悪」どころか「半端な善」すら容赦なく裁く断罪者とは対照的。
衣装は、オールマイトグッズのパーカーに、口元を覆う黒い(市販のカゼ)マスク。ナックルダスターと出会ってからは、手足に彼から与えられたバイク用のプロテクター、額にサンバイザーを装着する。
大学進学の際、都心駅近くのペントハウスに住み始めるが、下のビル共々老朽化が激しく幽霊屋敷じみている。しかもそこに女子を(男子も)連れ込もうとしたため、大学では性犯罪者予備軍扱い。
その上ナックルダスターとポップ☆ステップが勝手に上がり込んで占有するようになるが、共同生活をそれなりに楽しんでいる模様。
緑谷出久を思わせる熱烈なオールマイトマニアであり、毎年出る限定版パーカーを、かつて助けた「少年」にあげてしまった「シルバーエイジver.正規カラー版」を除き全て所有している。
個性
個性は「滑走」。「三点以上の接地」を発動条件とし、地面の上を滑るように移動することができる。摩擦をなくすのではなく、反発力のようなものでわずかに宙に浮いている模様。
最高速度は自転車程度だったが、これはそれ以上のスピードを出すと止まれないため。インゲニウムのアドバイスで「逆向きに急加速することでスピードを相殺」という使用法を見出してからは、大幅に最高速度が増大した。インゲニウムのサイドキックの誰よりも速いらしく、実際に暴走バスに追い付いているため、相当の高速だと考えられる。
パッと見は地味だが、かなり応用力が高く、インゲニウムからも「高速移動から現場の小回りまで対応できる」と評された。
前後左右に自在に移動できる他、地面だけでなく壁面など、ある程度の平面さえあれば吸着するように「接地」して走行できる。また、スキージャンプのように跳躍することもできるが、着地は普通に受け身を取るしかない。
また、赤ん坊の頃は、立ち上がるより早くふわふわ空を飛んでいた。作中でも両足の「二点」でジェット噴射のように瞬間的な「飛行」を行ったが、再現できるほど使いこなせてはいない模様。