概要
第5部「黄金の風」に登場。既に故人。
トリッシュ・ウナの母親であり、ジョルノ・ジョバァーナ達が所属するギャング組織『パッショーネ』のボスの元恋人。
パッショーネを組織する前のボスと少しの間だけ付き合っていたが、その過程で偶然トリッシュを儲けており、ボスと別れてからは15年間娘と2人で生活していた。
本編が開始する以前に何らかの病気で余命わずかとなっていたらしく、死ぬ数日前にトリッシュの父親=ボスの捜索を周囲に依頼していたが、付き合っていた頃のボスがソリッド・ナーゾという偽名を名乗っていたために行方を掴めずにそのまま息を引き取ってしまった。
彼女にしてみれば、「1人残される娘のために父親を見つけ出したい」という親心であり、彼女の顛末を知ったボスも娘の保護をジョルノ達に命じたが、のちに残酷な展開が待ち受ける事になろうとはドナテラ自身夢にも思わなかったであろう。
なお、自宅には「15年前にボスが自ら撮影したドナテラの写真」が残されており、それが物語の重要な鍵となる事に…。
非公式設定だが外伝小説『恥知らずのパープルヘイズ』では生前娘と一緒に歌手活動をしていたとされている。後にトリッシュがソロでのCDデビューを決めた際にラジオ番組のインタビューで言及されており、世間的にも相応に有名人だったようだが、その頃にボスに目を付けられることがなかったのは彼女個人にとっては幸いだったのかもしれない。